ラムディアンズ・キューブ (小田雅久仁)
序盤からは想像もつかない展開。ただ設定が多すぎて大変だった。言語とかはもういいんじゃないの、とか。説明してくれないとついていけないし、説明が多いのもうざい。中編に収めるのは無理がある設定の多さだと思う。チュートリアルでエンディングまで突っ走ったという印象。
まあこれ、本人が書きたかったんだろうな。読んで楽しいものではないが、書きたくなる気持ちは少し分かるよ。三体の最後もそうだった。弥勒も衆生を救わない。
これは単なる想像だが、本人も、他人が書いた似たような作品はあんまり読みたくないんじゃないか。書きたいというだけで。あるいは書きたい思いがある人は読みたくなるのかもしれないが、そうでない人にとっては?
というわけでなんていうか…読まなくても良かったな。