川崎1-1ガンバ (アンハッピーゲーム)

どんな時でもハッピーハロウィンと言わないと呪われるんでしたっけ、この邪教のしきたりは?

3位以内をうかがうに当たって、とても3ポイントが欲しいガンバ。勝ち点計算はどうでもいいけど監督退任が決まりACLEの中国遠征を控えていて勢いもつけたい、ホームゲームで無様な姿を見せたくない川崎。そういう状況の試合を見るために我々は金曜夜の等々力に向かうのだった。小雨も上がったと思いきや、途中でかなり降り出した。帰る頃にはまた小雨に。

状況から言えば引き分けは両者にとってアンハッピーな結末。そうは言っても負けるよりはだいぶ良かったし、小林悠の得点はシンプルに嬉しい。このところVARで取り消されてばかりで、得点が確定したのは久々だ。

メンバー的には両サイド、際も瀬川もアタッカーであって守備時の対応は安定していない。そこを突かれて優位を取られていく感じ。脇坂は技術に優れるが攻めっ気がないというか…ボールは失わないんだけど、ほとんど何も起こせない。佐々木が持ち上がって前に出て陣地を進め、あとはマルシーニョにお願いするしかないんだよな。途中からは山本が下がって受けて進める形を取るようになった。

ガンバも早い時間のリードで安心してしまった感じで、両サイドの走力差で裏を狙うのと、あとはFKくらいだったな、チャンスを作れていたのは。

最近こういう試合ばかりなのは、持っているツールが少ない選手しか残ってないからだろうなぁ、と思いながら見ていた。単純に守備と攻撃の2つに分けても、黄金期に活躍して今いなくなった選手はどちらも優れていて、強みが多かった。だから、今は想定した通りに強みを出せる時はいいけど、そうじゃない場合に打開できないという。そんな感じなのかなあと。

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