縦書きと横書きと向き合う

縦書きで文字を書くことが少なくなっている。昔、鉛筆使用で縦書きで文字を書いていた小学生の頃、右手の小指の脇のところが黒くなった経験がある。紙に手をつけて書いていたせいだけど、鉛筆で書く場合は手を浮かさずに紙につけて書くことが多いように思う。

横書きの場合も右手の小指の脇の上の方はやはり黒くなってしまう。縦書きほどではないが、改行の幅が分かるほどには汚れる。

これらの問題を解決するのは、縦書きかつ左から右に書いていく方式だ。私はメモ書きで使うことがある。箇条書きみたいな書き方しかしないので、読む順番が自由な場合は混乱しない。

これは全く主流ではない。理に叶っていると、思うんだけどね。汚れないし、直前に書いた文字を視野に入れ続けることができる。縦書きで右から左だと、手で隠れちゃうでしょ。横書きで上から下でも、一部は隠れる。

歴史的には、筆で書く時代が長くて、紙に手をつけないで書くことが多かったんじゃないかと思う。だから縦書きで右から左という不合理な習慣が根付いてしまった。でも今は紙に書く道具と言えば鉛筆の時代だ。縦書きかつ左から右が理に叶っていると思い続けている。

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