この税金泥棒が!
…と叫んでいたのも今は昔、年々所得税の確定申告がラクラクになっているのを感じていた。ずいぶん前になるけどサイトでPDF作って印刷して出す、という形式になって随分良くなったのが第1の大革命だったとして、さらなる小規模の革命も次々に起きていて、添付する特定口座の年間報告書もずいぶん簡素になったし、カード払いの導入により、銀行に行って納付書と納付依頼書をどうのこうの…とややこしいことをすることもなくなった。
# 私は過去に一度、面倒で払わずにいたことで税務署から電話がかかってきたことがあります。
# そのあとすぐに払って追徴課税までは取られませんでした。
これってやっぱり、国が把握する情報が増えてきたんだろうな。特定口座が出てきたときのインパクトはそれなりにあったが、最近だとマイナンバーの導入が大きいのか、どうなのか。
私はいまだe-Taxを信じていないので紙で確定申告をしています。確定申告サイトで作ったPDFをセブンイレブンでプリントアウトして、切り貼りし、百円ショップで購入した封筒に封入し、郵便局から出す。
今年からはマイナンバーとの紐付けも始まって、マイナンバーを送ることになった。通知カードと免許証をコピーして送ったり。そこは面倒になったよね。今まで税務署に身分証明書のコピーを送ったことなんてあったっけ?? あったような気もするし、なかったような気もする…そして確定申告書と差額の支払いとの紐付けがない(住所と氏名?)というのも相変わらず。確定申告の書類にユニークなIDをつけて、それを入力させたらいいんだと思うけど。どうせみんな国税庁のサイトでPDFを作るんだから。それでスキャンの手間も省ける。紙のやりとりは減らしていかないといけないよね。いつまでも昭和の感覚でいてもらっては困る。
医療費控除はまだまだ面倒なんじゃないかと思って今年はやらなかった。かき集めればイケたと思うんだけど。今まで重い病気をたくさんしてきたこともあって、医療費控除も何度かやったことあるけど、超絶面倒なのよねあれ…保険医療ぶんは全部把握してるはずなんだから、全部の医療費に関して自己申告させる必要はないんじゃないかと思う。把握してないぶんで申告があれば入力してもらう、みたいなやり方にできないかな。医療費に関しては勤め先に知られたくない記録かもしれないという話だと、年末調整でどうにかできるわけでもないのか。