最近だとセルフレジの他に、商品登録は店員さんがやって、支払いのところだけ顧客がやる支払いセルフレジというシステムがあるじゃないですか。
小杉の東急スクエアの中のマルエツが支払いセルフレジというのを結構前に始めて、最初は「こいつら迷走してやがるな」と思っていたんですが、宮内ライフでセルフレジが始まって、セルフも経験してみると、私はマルエツの方が優秀だなと判定した。
あれは多分ライフのシステムが悪いんじゃないかと思いますが、結構厳しく作ってあって、ちょっと手間取るとすぐに「勝手に入れないで」みたいな感じの反応をされてしまうんですよね。小さなビニール袋の使用やレジ袋内の配置とかを考えてレジを通す順番を決める必要があるのに、そこで意外な反応ばかりされると調子が狂ってしまって、あー、みたいな感じになる。そして順番を間違えたせいでレジ袋の中を少しいじるとまた「勝手に入れないで」的な反応をされて…うーん。新城にある西友(ウォルマート系)のセルフレジではそんなに戸惑わなかった気がするんだけどな。あっちでは生鮮食品や惣菜を買わないからなのかもしれない。セルフは買う商品が1個とか2個とか、お菓子だけとか、そういう時だけにしておこうと思った。雑多なものをたくさん買うときには全く向いてない。
マルエツの場合はそこは適当で良く、小銭が十分少なければ「パスモで」と言って交通系ICカードでそのまま支払えるし、現金で払うとしても小銭をありったけ放り込んで足りなければ紙幣を入れるという気楽さ。そしてレジ袋に詰める作業はまた別なので、それも既存の手続きと同じでスムーズに動ける。店員も現金を触らないで済むのでハッピーだし。回転のスピードはもともとの向上幅は少ないが、支払いがもっさりしている顧客のせいで詰まるということはなくなった。顧客がやるよりは遥かに高速な、店員のスピードで回れるので。