奇跡は起きない

家族で大道芸を見たあとのこと。結構楽しめたんです。いろんな難しい芸をやってのけて、話術も上手くて、まるで今日は特別凄い、みたいな感じで、観衆も盛り上がっていた。

帰宅して長男がぽろっと言いました。

「あれって奇跡が起きたのかなぁ」

いつも、私が言うんです。たまたま遊んでたおもちゃを投げたらゴミ箱に飛び込んだ時とか(大事なおもちゃ投げてんじゃねーよ!)、スーパーボールがコップに飛び込んだ時とか(ザッケンナコラ!)、そういう偶然があったとき「お、奇跡が起きたね」と。たぶんそれを覚えてて、彼は大道芸人の芸(ジャグリングとか)を見て同じように奇跡が起きたんじゃないかと思ったと思うんです。

これは真実を教えるところだと。父は答えました。

「(長男の名前)、あんなところで大勢の人を前に奇跡なんて起きるわけないよ。あれはちゃんと練習してんだよ練習。100回やって100回成功するくらい練習してうまくなって、それで出てきてんの」

「それでも大勢の前で緊張したりいつもと違う場所だから失敗することもあるだろうけど、ちゃんと練習してないとあんなことできるわけないんだ。あそこで絶対に奇跡は起きない(断言)

いつも俺達が起こしている「奇跡」とは全く違う種類のものだということを言いたかったんですけど、正しい答えかただったのかな。実際、信じてやればそれだけで奇跡が起きるなんてことはない。やりたければあらかじめ、できるまで練習するしかない。

小学校低学年にはこの真実は早すぎたかもしれないな。

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