川崎3-2柏 (貫禄)

貫禄の2失点? 2失点の試合が多すぎですよね。それでも勝って暫定3位につけるところがいかにもフロンターレっぽい。監督が変わってもフロンターレっぽさは一緒かな。首位とやっても3-2、最下位とやっても3-2。まさしくプラン通り…としか考えられない。

2011-07-16@等々力

2011-07-16@等々力

とりとめもなく述べていきます。

前半は思い通りに相手を追い詰めていきましたが、後半はかなり苦しみました。怪我で矢島と柴崎晃誠を失ったのはいかにも大きかったし、この季節の連戦という事情によるスタミナ的な問題もあって次第にファウルが多くなり、自滅気味に押し込まれ続けました。チームを救ったのは交代で入った久木野。身体の動きでうまくDFを外してシュートに持って行こうとしたところを引っ掛けられてファウルゲット。うまく誘った形。これがエリア内だったためPKになり、ジュニーニョが難なく沈めて3-2。これで試合が決しました。

この試合はメンバーからして緊急事態でした。稲本と憲剛が揃ってベンチ外ですからね。入ったのは田坂と登里。どちらも計算できる選手ですから、ベテランに無理させないというのも当然の判断です。しかし矢島→小林悠は時間の問題だったとしても、柴崎が前半で使えなくなると右SBに實藤を入れて田中裕介にボランチをやらせるという少々スクランブル気味な采配を強いられます。これで田坂が疲れを見せ始めるともう、どうしようもない感じになっていました。粘ってシュートを打たせなかった守備の活躍が大きかったですね。田坂を交代しようにも入れる選手がいないし、点を取らないといけないという状況なので登里→久木野という交代に。ここは楠神か久木野かという選択ですが、私は楠神を入れると思ってましたけど、正解は久木野でした。

矢島の怪我はちょっと心配ですね。先制の得点シーンは見事なボディーバランス、と言えばいいのかな。小宮山のシュートを受けてダイレクトで打って相手に当たり、こぼれたボールに素早く反応1-0。しかし次第に痛みを見せるようになり、最後は担架でout。ジュニーニョか田中裕介あたりが送ったボールを山瀬がうまくトラップ・縦に突破してクロスを入れると、GKもDFも触れずに体勢を崩し、矢島に代わって入っていた小林悠がファーストタッチで楽々ゴールに流しこみ2-0。柏の前半は浦和の前半のようにほとんどシュートまで持っていけず。

これはビッグスワンも期待できるかもしれませんね。ペース配分の反省なんかせず、前半からガンガン行って欲しいです。

あと、ジュニーニョのスピードが戻ってきていることが光明ですね。まだ状況によっては、という条件付きのようにも思えましたが、スピードがかなり上がってました。

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