digikamからPicasaへ

今さらですがドイツvs.オーストラリアでワールドカップが開幕しました。退場があったとは言え、何もできずに4-0とはね。日本のスタジアムにはブブゼラを持ち込めるんでしょうか?

先日、写真の管理ソフトをLinux上のdigikam(KDEのソフト)からWindows上のPicasaに変更しました。

発端はVMware Serverが使いづらくなってきたのでVMware Playerに乗り換えようと決心したところあたりかな。ホストはノートPCのWindows Vistaです。

それまでhomedirというvmdkファイルを持ち回りながらVMware ServerにFedoraの新しめなものを入れて、新しいFedoraが出る度(半年ごと)に乗り換えて、VNC経由でデスクトップを使っていた。写真もこのhomedirに入れていたのだけど、これがなかなか厄介で、Windowsからローカルにある写真を見る場合もそこそこあるのだけど、このときSamba/Linux経由では効率が良くない。しかもたまに見ようとするとスワップされているのかどうか分からないけど、異常な遅さになることも。

そして決定的なFedora 13ですね。Fedora 13のVNC server(tigervnc)はバグっていて、接続に行くと100%の確率でSegmentation Faultが起きる。そこで一気にPlayerに移行して(この移行自体は特に問題なく済んだ)コンソールをそのまま使うことにしたけど、今度はdigikamが落ちる。設定を消してDBを作り直したら落ちなくなったから、たぶんDBが壊れたか、バージョンアップで互換性がなくなって落ちるようになったとか、そんなことだろうなぁ。digikam3.dbからdigikam4.dbには自動で移行してくれたんだけどね…。で、今回タグの情報とかいろいろなデータがなくなってしまう(画像ファイル自体のメタデータとして書き込むようにしておけば良かったかもしれない) → どうせ消えるならdigikamに固執することはないんじゃないか、と。

そんなこんなで、もともとこの環境(digikam/Linux/VMware)は動作が異常に遅かったこともあり、見捨てることにした。

ここは一発、データ移行すべきだとは思ったんですけどね。digikamのsqlite DBはともかく、Picasaのメタデータの形式はよく分からない。

というわけで写真データをWindows側に大移動。これにはけっこう時間がかかりました。homedirも消してディスクがサッパリした。

そのあと、Picasaを入れて顔認識で顔のほとんどに名前を付けて今に至る。顔認識は傾いた顔は認識しない。縦方向で見て傾いていなくて、正面あるいは横顔だけなら一部が隠れていても認識してくれる。「間」とかカーネルサンダース、ピーカブーは認識するのにふろん太くん等はダメだった。動画に写っている顔も認識はしないですね。

Picasaは動作が軽快なのがいいですね。満足してますよ。

難点もいくつか。digikam時代のメタデータ(★の数やタグ、コメントとか)が見えなくなったことはあきらめるとして、GPXファイルを写真に反映する機能がなく、手動でgpsタグをつける方法しかないことは意外でしたね。GPXファイルの反映については、他にもソフトはありますが今のところとりあえずdigikamを使ってます。まあ自分でスクリプトを書けばいい話、でもあります。カメラ(SDカード)からのコピーは自作スクリプトだし。

あとPicasaはGoogleのものなのでFlickr(Yahoo!系)との相性は良くない。FlickrUploadr(Flickr製のデスクトップアプリ)に送るプラグインを入れて使ってますけど、digikam+kflickr時代と比べてもそんなに使い易くないですね。

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