ガンバ4-4川崎 (偶然と必然)

まずは楠神様、挨拶がわりのハットトリックおめでとうございます。

万博行ってきました。無論、上海ではないですよん。

2010-05-05万博

アウェイエリアは縮小されていたためか、かなりの密集度。キャパに対して無謀とも思える高槻市民招待。7000人を招待したと言っていたけど本当かな? 3000人の聞き間違い? 木下某も最初だけ顔見せ。

ガンバ側のゴール裏はメインスタンドの客を煽っていましたが、乗ってきたメインの客との一体感はなかなか壮観でした。ゴール裏も敢えてメイン側半分しか動いてないの。こういうの私は好きです。

今回、宿にホテル阪急エキスポパーク(万博記念公園駅の前にある)を選び、徒歩で帰れる距離。ナイトゲームでしたが帰りの足を気にせずに済みます。しかし5日も6日もかなり暑く、長男がオールダッコノーアンヨだったので過酷な旅路となりました。ベビーカー持ってけばよかった…ホテル阪急エキスポパークは駅から見た目ほど近くなかったです。あと6日は旧エキスポランド(ファームエキスポと言って農場のテーマパークみたいな、しかし入場無料で常設なもの)が休みだったのが残念でした。

試合の方はかなり攻勢を見せたけど藤ヶ谷の好セーブと偶然のゴールによって常にリードを許してしまう展開。ただ崩せていたのと、最終的には4失点でしたが守備はそれほど悪くなかったので、安心と言ったら変ですが、リーグ序盤の強豪相手のアウェイ戦と考えれば上出来だと思いました。

ガンバの1点目は出し手と受け手のタイミングが合ったピンポイントのゴールで、さすがガンバという感じ1-0。ただ2点目以降は偶然によって生まれたゴールでした。前半は勇介(この日はかなり調子が良く、積極的にシュートを狙っていた)が深い位置から切れ込んで角度0からのシュートを決めて1-1。前半はテセの不調にも関わらず決定的なチャンスをいくつか作り、そして決めきれないという感じ。

後半も押し気味に試合を進める。けっこうチャンスを作って「こりゃゴール決まるよ」ってな気持ちで見ていたのだけど、なんだかよく分からないままドリブルとワンツーで入ってきた二川がなぜか川島と1対1になっていて2-1。これリプレーでもよく分からなかったのだけど、DFに当たった跳ね返りがちょうど抜けてきた二川の足元に入ったのかな? そのあとすぐに偶然からルーカスの独走を許して3-1。これはルーズなパスを田坂(?)がカットしようとしてスカしてしまい、コースが変わったこともあってカットしようと前に出ていたDFが対応出来ず、残っていたルーカスに先に身体を入れられてしまったというもの。ガックリ来ていた田坂のケツを憲剛が叩いて励ましていました。

ここで後半になってもプレーが好転しないテセをあきらめ楠神を投入。これが大当たりでした。試合前のシュート練習でも決定率が高かったんですが、クロスからのこぼれ球に詰めて3-2、浮き球に飛び込んで藤ヶ谷と楠神が交錯したが共に無事。黒津が奪ったボールを受け、内側にドリブルで切れ込んで良いコースに打って3-3とゲームは振り出しに。押せ押せだったところ、3-3からのキックオフで明神が打ったシュートが周平に当たりコースが変わって4-3。周平に当たっていなかったら枠内だったかも微妙だし、川島も反応していたので枠内であっても防げたろう。これでガックリ座り込んだ周平を立たせたのはやはり憲剛であった。湘南戦に続いて得点直後の失点。気をつけなきゃならないところですね。

最後はロスタイムに楠神が藤ヶ谷とのパス交換の末にゴールを破ってハットトリック達成4-4。試合は終了した。

ガンバの得点は1点目を除いて偶然に生まれ、川崎のゴールは4点とも必然的に生まれた。もちろん、偶然でも必然でも得点の価値は同じです。偶発的な出来事に反応するスピードやポジション取りは実力そのものですし、強運もホームの力が起こしてくれるもの。しかしそれを跳ね返して勝ち点1を確保したのがこの試合だったと思いました。

勝てた試合が、アウェイゆえに引き分けに持ち込まれたという表現が正しいかな。

いつも万博は鬼のように遠藤に遊ばれてあっという間に終わるというのが通常だったんですが、今回の遠藤は普通だったので助かりました。活躍してないわけじゃないけど、あの鬼のような遠藤ではなかった。

帰りは阪急で京都に行って、梅小路蒸気機関車館に寄ってSL三昧を満喫してから帰りました。

2010-05-06ホテル阪急エキスポパーク

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