シンケンジャー 第42・43幕 採点

中ボス戦です。

とは言ってもシンケンジャーが倒したわけじゃ、ないんだな。

ジュウゾウが裏正を振りかぶったとき、揺れた手は心の揺れを表現していたのか? でもあそこは揺れない方が強そうに見える。実際200年間の愛用の刀であれば、もはや身体の一部も同然。ビシッと自然に構えることができただろう。惜しいぜ。

アクマロ戦の研究くらいしとけよシンケンジャー。初めて当たる相手じゃないだろう? 特にピンクは前回の対戦ではいいとこ行ってたのに、今回やられっぱなしじゃん。レッドは最近ヒロがくれたバズーカに頼りすぎ。馬に乗り、剣を持って戦えよ! もっと自分を信じろよ!! だから弱くなったなんて言われるんだ。仲間のせいなんかじゃねーぞ。

というわけで採点。

タケル(赤)5.0主役の座を奪われる
リュウノスケ(青)5.0いなくてもよかった1
マコ(ピンク)5.0いなくてもよかった2
チアキ(緑)5.0いなくてもよかった3
コトハ(黄)5.0いなくてもよかった4
ゲンタ(金)5.5クリスマスツリーの出来はなかなかのもの
ジュウゾウ7.0MoM。何を思って生きてきたのだろうか
太夫5.5傍観者に過ぎなかった
アクマロ6.5術の完成まであと一歩のところだった
シタリ5.5術の難しさを知って放置し、アクマロを自滅に追い込む。正しい判断だった
6.0彼のおかげで全体的に救われた

ゲンタの葛藤は理解できますが納得はできません。この話の前に彼の家族の物語を出しとかないとね。

あと、やはり恐竜合わせて12体が正式な全合体なんでしょうな。11体というのは中途半端。

今回で、というかアクマロの語りでだいたい世界観の全貌が見えてきましたね。至る所に伏線があったらしいですが、ほとんど気づきませんでした。外道衆は地獄にも現世にもいられない存在。三途の川の中や船で生活する不安定さと、言い知れない不安と悪意に支配されている。地獄か、あるいは現世に行きたいと強く願う。現世に行くと水切れになるため、三途の川を溢れさせて現世に長く居続けようというのが基本戦略。はぐれ外道は逆に現世を捨て、地獄をも捨ててしまった存在。外道衆が望んでやまないものをあっさり捨ててきた。だから正規の外道衆とは仲が悪い。

一方でアクマロは現世はどうでも良くて、どうしても地獄に行きたい。三途の川を溢れさせるという戦略に違和感を感じ、仲間を募って現世を地獄に変える大掛かりな術を使おうとする。そして200年かけてはぐれ外道を育て、術を完成に近づけた。ただしそれは難しい術で、完成したら人間も外道衆も破滅に導くという…最後は育てたつもりのはぐれ外道を制御しきれずに失敗。しかし地獄を見ることはできたと。

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