デジカメメモ

新しいデジカメ(ricoh.co.jp)を買ってみたんだが、いろいろ分からないことが増えた。カメラ用語というのが難しすぎる。絞りって何? まあ携帯カメラにすらある「マクロ」ですら分かりにくいよね。マクロっていうからには全体で、大きなものを撮るのかと思いきや、逆じゃないですか。ミクロと言った方がわかりやすい人が多いと思うのは私だけかな?

このデジカメはコンパクトデジカメでズームもないのだが、何かと本格的に作られているらしい(?)。私はカメラが趣味ではないのだけど、レンズが(単焦点? 広角? とか細かいことはよく分からないが)明るいというので買った。まあ単になんとなく何かを買いたかった、というのが主な理由かもしれない。

これまで使ってきたカメラは撮ろうとしたものが少し動いてしまうとボケてしまう。レンズでがんばるかCCDでがんばるかしてシャッターが開いている時間を短くする必要があるのだと鈍い頭で考えたのだが、明るいというのはレンズでがんばったということになるのかなぁと。実際に似た条件で撮ったシャッター速度を見ると、新しいカメラのほうが確かに少し短い。でも昼間の室内のPCの前とかだと、1/15秒と1/18秒の差くらいだ…まいっか。室内の蛍光灯の下だと1/6と1/12くらいで、半分くらいになった。効果はあるだろうか。

画素数は4Mピクセルから10Mピクセルと2.5倍に増えたが、画像のデータサイズはそれほど変わらなかった。画像の品質はどちらもデフォルトではなく高いものにしてますが、なんでかな。Fineにしても相当圧縮してくれるのかもしれない。

水平が分かるのはまあ、別に分からなくてもいいのだけど、画像の向きと本体の向きを合わせてくれるのはありがたい。液晶もきれい。しかもEXIFに方向データを入れてくれるので、自分で方向タグをいちいちつけていかなくて済むので便利になった。

充電は電池を外さないとできない。不便。

あとこれ、なぜかRAWで画像を保存できる。RAWのフォーマットはdngというAdobeが定義したもの。Linuxで見る場合はufrawを使えばいい。gimpのufrawプラグインがあればgimpでも開ける。ただ私は写真の整理にだけはKDEのdigikamを使っているのだが(kipi-pluginsを入れると非常に便利です)、小さいtiffファイル(サムネイル用の画像か?)としてしか見えない。同類のshowfotoはufrawを勝手に使って本体の画像を表示できるのだけど…。まあkipi-pluginsにあるRAW画像コンバータが使えるのでそれほどの不都合はない感じ。だいたいRAWはでかくなるので普段使いにはしないね。

それと、色空間にAdobeRGBという緑系が広いものを使えるらしい。対応ソフトが少ないみたいなことが書いてあって、選択すると警告が出る。AdobeRGBで撮ったものをdigikamで見ると、EXIF情報ではColor SpaceがUncalibratedになっていた(普段はsRGBと表示されている)。またICCプロファイルは「利用可能なプロファイルがありません」と。RAWで撮った画像をufrawでJPEGに変換するときに色空間にAdobeRGBを選択した場合、Color SpaceはsRGB、ICCプロファイルにはAdobeRGBと出た。これは不思議だ…ICCプロファイルはファイルの形式があるらしいので、どこかで一応、AdobeRGBのプロファイルのデータを手に入れとこう。でも素人なのでsRGBで不満はないなぁ。

よく見ると後からレンズをつけられる構造になってますね。売ってるのかな。

まあ普通の「カメラ買ったよ」というエントリは撮ってみた画像でもつけるのが基本ですが、つけない方向で。

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