2005シーズンの川崎は8位でシーズンを終えた。持っている戦力やクラブの規模から考えると上出来で、サポーターも満足できる良い1年だったろう。対戦成績を順位で並べてみる。上段が前半、下段が後半。
G浦鹿千C磐広川横東分新宮名清柏V神 ●△●○○○●−○△●●●●●△○○ 前半 6勝3分8敗 ●●○●●●△−○△○○○○●○○○ 後半 9勝2分6敗
柏ヴェルディ神戸の下位3チームにはシーズンを通して負けなかった。彼等がいなくなるのかと思うと来季は不安に思う。それ以外では、前半は下位には負けるも上位に勝つ。
後半は上位になかなか勝てず、下位にはしっかり勝った。この勝ち負けを見れば8位というのは恐らく妥当なんだろうなと思う。まあ、後半調子を上げたというのがわかるがそれでも上位にはほとんど勝てていない。
では、ホームとアウェイで見てみると…
G浦鹿千C磐広川横東分新宮名清柏V神 ●△○○○●△−○△○○○●●○○○ ホーム 10勝3分4敗 ●●●●●○●−○△●●●○●△○○ アウェイ 5勝2分10敗
ホームの勝率は高いがアウェイで弱い。印象通りの数字。
次、得失点を見てみると、得点54は堂々の5位。なかなか破壊力があったと言うべきだろう。終盤の得点はセットプレーが主体となってしまったが、中盤の組み立てとカウンターを多用し、マルクスジュニーニョ我那覇の3人に両サイドの選手をバランス良く使った結果だろう。
失点は47、優勝したガンバより少ないのだけど、全体では少ないほうから10位の位置。得失点差は+7で、順位と同じく8位となっている。これを同様に前半/後半、ホーム/アウェイで分けてみると、以下のように。
前半 | 後半 | ホーム | アウェイ | |
得点 | 23 | 31 | 28 | 26 |
失点 | 23 | 24 | 21 | 26 |
得失差 | 0 | +7 | +7 | 0 |
アウェイでは5勝2分10敗の戦績なのに、得失点差は0になっている。名古屋や神戸で大勝ちする一方、惜敗が多いためだ。
1点差ゲームでの勝敗を並べてみる。
前半 | ○ V横千磐C ● G広新分清宮 |
後半 | ○ 分鹿V宮 ● 千清浦 |
ホーム | ○ V横千C 分鹿宮 ● 清 |
アウェイ | ○ 磐 V ● G広新分宮 千浦 |
言えるのは、1点差負けはアウェイが多く、1点差勝ちはホームが多い。そして静岡相手のときにその現象が逆転する(笑)。
監督は変わらないけれど、来季はいなくなってしまうキープレイヤーもいるし、今季のような戦い方ができるかどうかはわからないけど、アウェイでしぶとく1点差で勝利を収められるようになればさらに上位を狙えるだろう。
えー、それには応援の力が必要なので来季もアウェイになるべく参戦しようと心に決めたよ。