みんなこだわりグッズに凝っているんだ、というコラム。なぜかWindows2000ソリューション関係のページにある。なかなかおもしろい。この記事によれば、こだわりの品になら金に糸目をつけないオタク顧客が増えているので、企業はそれに対応していく必要があるということだ。
単純にお話としておもしろかった。釣り竿に凝る課長の話とか。
筆者のまとめるオタク顧客は、以下のような人らしい。
- オタク顧客は、毎日ファストフードやコンビニの弁当を食べても、欲しい“もの”を買い続ける。つまり、必要なモノを買わなくても、自分にとって絶対なくてはならない“もの”を買う。
- オタク顧客の“もの”の選択は、彼らの生きる目的とつながっている。大事な自己表現である。
- オタク顧客は、企業にとって、厳格でかつ温かい親父のようなものである。元々持っている欠点は許してくれるが、中核的な期待を薄めたり裏切るような行為をした場合はすぐに勘当される。
- オタク顧客は、企業が得意としている一芸を磨くことから手を抜いたことを知ると、すぐに叱る。絶対に許してくれない厳しさを持つ。
- オタク顧客は、オタク顧客同士で情報を交換し、協力しあう。何かあったら結束して助けてもくれる。
- オタク顧客は、製品を生み出す企業とその社員に対し、オタクであり続けることを望む。バランスがよい安定を望む社員は大嫌いである。