ここ(hatena.ne.jp)から見つけたサイト、プログラム投稿勧告(dion.ne.jp)。
ベーマガ、昔買ってたなぁ。あれは誌面にリストが全部載って、手で打ち込むというスタイルをとることによってコードの美的感覚もでてくるし、コード量も少なくなる方向にいっていた。赤の他人が、実行する前に印刷されたソースを見て、さらに手で打ち込んでくれるわけだから。
いつしか買うのをやめてしまったのだが、私がベーマガを買っていた頃ってのは、バイナリダンプを延々と載せ、平気で読者に手入力させていた時代だ。半分以上を広告に占領されてた雑誌なんてのもあったな(笑)。しばらくして5インチのフロッピーが付録につく雑誌が出てくるようになるが、ベーマガにはついてこなかった気がする。まあ、とにかくベーマガが一番ゲーム&ソース指向(?)で、ファンが多かった。それで、みんなベーマガ買ってたよねって話になると今だに盛り上がったりする。ある種、一本スジが通ってたんだろうな。
今は開発環境が充実したためかコードもデータもどんどん長くなって複雑化している。当時のBASICになかった「データ構造」というものが表現できるようになったというのがでかいと思うのだが、ソースを読みたがらない人の割合が非常に多くなった。
思うに書く側にも読む側にも問題があって、書く側は「手で打ち込むなら」という視点を持てば少しは良くなると思う。読む側は…横着するのはいいけど横着しすぎるのは良くない。読むためのツールは揃っているのだ。
私もそういう点ではあまり良いプログラムを書いている気がしないが、「別の用途で使うなら」という視点がある(と思ってる)のと、「プログラミングは一般化(下位のレベルを書く)と特殊化(上位のレベルを書く)の繰り返しだ」という信念みたいなの(?)が特徴だと自分では思っている。評判は悪いが(笑)。
…しかしプログラム投稿勧告(dion.ne.jp)、よい感じのサイトだな。