<国際収支>経常黒字が過去最大 03年度上半期(yahoo.co.jp)。
財務省が12日発表した03年度上半期(4〜9月)の国際収支速報によると、海外とのモノやサービスの取り引き状況を示す経常収支の黒字額は、前年同期比20.0%増の8兆3520億円で、現行方式で統計を取り始めた85年度以降、半期としては過去最大となった。経済の急拡大が続く中国向けの輸出が増えているほか、日本企業などが海外に持つ金融資産から得る配当や債券利子などの収入が膨らんでいるためだ。
そして私はmofっちの発表(mof.go.jp)や
付表1(mof.go.jp)、
2(mof.go.jp)、
3(mof.go.jp)、
4(mof.go.jp)、
5(mof.go.jp)などをざっと眺めた。
経済成長率が鈍る中で20%増というのはでかい。
要するに海外からおカネががっぽがっぽ入ってきている。そのぶん貿易以外でも出ていってるんだけど、それはそうなのだが、この8兆3520億というのは果たして多いのか少ないのか。
このへん(hi-ho.ne.jp)に見えるように、日本のGDPはざっと500兆円といったところである。日本の国際経常黒字はGDPの1.7%、香川県GDPの2.2年ぶん(shikoku-np.co.jp)と言えるだろう。貿易は出入り合わせて45.6兆で、GDPの9.1%くらいに達する。以前に貿易は国内消費に比べればどうってことない量だ、みたいなことを言っていた人もいたので大した額ではないと思っていたのだが、けっこうでけーな。
ところでいろんな統計を探していたらおもしろい資料(cao.go.jp)も見つけた…まあこれは今はいいや。いずれ機会があったら。