日テレの視聴率調査対象への買収(yahoo.co.jp)がいろいろと問題になっている。いろいろとリンクしておこう。
スポニチ1(yahoo.co.jp)、
2(yahoo.co.jp)、
3(yahoo.co.jp)、
日刊スポーツ1(yahoo.co.jp)、
2(yahoo.co.jp)、
3(yahoo.co.jp)、
共同通信(yahoo.co.jp)、
読売(yahoo.co.jp)、
ビデオリサーチ社(このニュースに関する情報はない)(videor.co.jp)など。
しかし、果たして視聴者を裏切ったか(nikkansports.com)については、私は視聴者を裏切ってはいないと考える。視聴者からの抗議は的外れである。視聴者側に何の害があったのか。使い方を間違えた憤りというものは残念である。わかりやすく言えば「遺憾である」。
視聴率を考慮するのは広告主であり、広告主が効果を測定なり推定するための参考値をサンプリング調査しているのである。視聴者向けの数字ではなく、視聴者に視聴率の数字を見せることは異様ですらある。思うにアンケート調査でもいいのではないか。街角ででも家庭訪問でも、とりあえず番組表を見せて、見たい番組をチェックしてもらうわけ。実際にテレビの前に座って(立って? 寝転んで?)見たかどうかは今の調査でも関係ないし。
視聴率が上がって視聴者が得をすることと言えば、おもしろい(カネを使った)広告をふんだんに見れるということ、採算が上がって番組の予算が増える(かもしれない)ということ、番組がなくならずに済むことくらいじゃないの。それってそんなに重要?
関係ないけど、広告の効果を知るというのが目的なら、視聴率調査会社というか、「CMレーティング会社」としてのほうが価値がある。CM自体の出来と挿入効果とかを測定するわけ。ビデオリサーチでも広告効果の評価というのの指標としてデータを取っているのです。よく知らないけど、そうじゃないとおかしい。まあ、もうちょっと技術が進歩してくれないものかとも思うわね。地上波デジタル? …馬鹿な。
(追記) 2003-10-25 16:36
わかった! これは日テレの深謀だ。これに関連する番組で何かのアナウンス的なものがあるのではないかと視聴者が期待してテレビをつける。特に視聴率の機械がある家庭は気になってしかたがないので全員見る。会社休んででも、他の番組をビデオに回してでも見る→視聴率猛烈に上がる! のためにわざと起こした騒動なのである。…馬鹿だな、おれって。
(追記) 2003-11-18 21:03
視聴率確定…じゃなくて処分が確定(asahi.com)した。