40年前から基本構造に変化のないマウスだが、ロジクールの5億マウス発表を契機に、いま空前のマウスブームが起きようとしている。これまでのマウスは常に注目を浴びてきた。森前首相が手のひらに包み込んでボール面を上にしてなでなでしたニュース(トラックボールじゃありませんよ)は記憶に新しい。しかし、そんなものは余震に過ぎなかった。2003年秋、マウスブームは大噴火しようとしている。ってなんだそりゃ。
というわけで、マウスはマウスのままがいいのか?(zdnet.co.jp)、
2(zdnet.co.jp)である、と。
おそらくマウスというのは、「道具感」が非常に高いデバイスなのだろう。オーソドックスな道具というのは、オーガニックな形ではなく案外ストレートなものなのではないだろうか。例えば「はし」が発明されてどれぐらいだろう。おそらく数千年を経過していると思われるが、こんなに時間が経っても、未だにただの棒2本である。筆にしても鉛筆にしても、改良しようと思えばいくらでもオーガニックな形に出来ただろう。だが、曲がったはしではメシは食えない。
うーん、ハシと比べるか。大きく出たなぁ。