ラグビーW杯の2戦目。優勝候補のフランスに格下(たしかW杯の歴史上で1勝しかしてない)の日本が挑んだ。満員の会場内は日本を応援する声が多い。フランス側にとった判定やPGにはブーイングの嵐。なんかあるのかなと思った。フランスが負けるとオーストラリアの当たりが良くなるとか。日本と時差が少ないとか(なんだそりゃ)。とにかくありがたい話だ。
前半から体格に勝るフランスが激しい当たりで消耗戦にしてきた。フランスのFWはやはりすごくて、日本がキックオフやラインアウトのボールを確保できない場面が何度もあった。ということもあってゲームをコントロールしていたのはやはりフランスだが日本も当たり負けずに粘る。ペナルティをもらってPGを選択することが多かったがこれが好調で長いのも全部成功させた。このPG全部成功というのがでかくて、点差を狭めていった。後半いきなりの猛攻をしのいでからPGで1点差に迫ったところは燃えたけど、すぐにトライを奪われてしまった。途中集中が切れたようだったが徐々に盛り返し、2本差くらいで粘り続けた。このへんはけっこう偉い。感動した。最後は3本半差(29-51)になってしまったが、魂のある試合だったと思う。
フランスのユニフォームはピチピチで捕まえづらそうだった。あのユニフォームはけっこう効果があったと思う。