日本のGDPは人類のGDPの総計の約15%を占めている。同様に、米国は25%、EUは29%といったところである。つまりなにが言いたいのかというと、欧米日が世界の富の7割を独占していやがるコノヤロウとかそういうことではない。
世界人のポートフォリオの最適解を考えると、1/3をEU、1/4を米国、1/7を日本に割り当てて運用するのが正しいということになるらしい、ということを言いたいのである。
…まじかよ。現在私は100%日本につぎ込んでいる(日本と心中!)。全体で見るとそれはバランスが悪く危険なことで、不思議な、論理的でない投資行動をしていることになる。まあでも、ほとんどの投資家が同じようなポートフォリオになっているような気がする。「理論」って常に実践されないもんなんだよね。みんな大丈夫なのかな。
まあ私は世界人じゃなくて背が小さく黒い目とバーコードの髪でメガネとカメラを手離さない日本人の労働者だから(編注:一部脚色アリ)、それでいいのだ。しかしとりあえず、日本の中で業種セグメント別の割合を決めといたほうがいいというのは前から思っている。いま自分の所属する製造業に偏りすぎているというのは最初から認識している危険性なのだが、徐々に是正していこうと思った。改めて。