銀行税訴訟が和解へ、税率0.9%で都と銀行団(nikkei.co.jp)とのこと。
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税率を3%から0.9%に引き下げ、銀行側が納めた3年度分の税金の差額など約2300億円を返還することで両者が和解する見通しとなった。
前の話にも追記した。これで銀行は最終黒字を確保できるだろう。
3%というのは過去15年間の銀行からの納税額を平均して、同じくらいもらおうと計算した値である。今回の0.9%は過去10年間で計算したらこのくらいになる、という値らしい。それだけここ10年は銀行が税金を払っていないということだ。
過去15年間では3×15=45。10年間では0.9×10=9。差の5年間だけでは45-9=36、単年度では36/5=7.2%を払っており、1/8にまで減っている。まさにこの10年は「失なわれ」ている。都からすると、ダメな銀行がこんなに税金を収めなくなったぜこんちくしょうのとんとんちき! やいこのすっとこどっこい! と思うのも無理はない。てやんでい。
…しかし粗利益から計算したとは言え、税率0.9%か。安っ。
(追記) 2003-09-13 14:58
Y!に関連記事がいくつか出ていたのでリンクしておく。
時事通信(yahoo.co.jp)、
共同通信(yahoo.co.jp)、
読売新聞(yahoo.co.jp)、
毎日新聞(yahoo.co.jp)、
毎日新聞2(yahoo.co.jp)。