川崎2-2仙台 (本物)

久々に本物のサッカーという競技を見た? と感じたがそれほど久々でもなかったか。こういう試合で引き分ける、むしろ負けまでありえた。それがサッカーという競技だよね。どんだけボールを持って相手を自陣に押し込め続けていても、多くの数字で圧倒しようとも、これは得点数のみで勝ち負けを競う競技、それを積み重ねた勝ち点を競うリーグですからね。この不条理をも圧する実力差。それを見せつける努力を続けてきたのが現在の川崎なのだ。ギリギリで勝とうとしちゃいかんのよ。名古屋戦の終盤で時間稼ぎに走って勝った成功体験のツケが云々、などと的外れな演説をしたくなるからね。

完全に余談ですが、「本物」と言えば府中街道のところにREAL DEALという名前の格闘技のジムがありますね。ホリフィールド、いたよなー。オッサン世代には刺さる名前。

蔓延防止? 緊急事態? どっちかが続いており、ビールを売らないという暴挙に出たこの試合。5000人制限でも平日の試合であればチケットは取得できる(4枚までなら)。というわけで、行くことにした。アウェイ席もなくゴール裏を閉鎖。駐輪場もガラガラだ。席はお馴染みとなったメインスタンド。こうメインスタンドに慣れると、コロナ終わった後にゴール裏に戻れるか不安になるところ。

まーそういうわけで、こういう試合でロスタイム終わり際に同点に追いつかれる落胆と不愉快もまた、楽しいものであることだなあ。熱い応援の声があれば、こんなことはさせないのだが…とも思う。

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