人間の欲望は果てしないもので。タイトルが欲しい、取ったら別のタイトル、ダメなら連覇、そして3連覇4連覇…得るものが多ければ多いほど、さらに多くを求めるようになる。今日は、「逃げ切りの優勝を見たい」という私の欲望も叶えられた日になった。
昨年に引き続き記念日短歌にするなら、、、
川崎が 大阪で負けてしまったけど 11月10日は 連覇記念日
初タイトルから1年、連覇しか見えない季節がやってきました。私も一家を率いて、一路大阪へ。弾丸ツアー気味だが一応大阪城に寄ったせいでかなり出遅れたが、とにかくキックオフ前には座席を確保することができた。長居は広いから良かったよ。
試合はまあ、昨年から引き続きセレッソにカモられる川崎…という構図は続きましたね。立ち上がりは悪くないと思いましたが、前半も半ばを過ぎたあたりからずっとセレッソが攻める感じに。そして後半立ち上がりに先制される…こうなるとどうにもならない。トーナメントみたいな形式では優勝できないチームなんだなと、再認識する羽目に。
となると気になるのは広島 – 仙台の経過。目の前で試合をしていて応援しているのに、DAZNやスポーツナビを確認したい衝動が抑えられない。そして目の前の試合が終了し、DAZNで6分のロスタイムが終了したとき、連覇が確定した。歴史に残る広島の失速、そして歴史に残る連覇。ワールドカップイヤーで歴史が動きました。
パレードのスケジュールを知りたいというのと、記念グッズ第0弾を見て…流石に50万は出さないけど、先が思いやられる…財布の心配ね。大量に発売されるであろう連覇記念グッズと、星2つの新ユニ。いくらかかるんだ。
広島の失速は謎ではありました。前半戦は勝ちすぎだと思っていて、強さにしては勝ち点が多すぎると思ってましたけど、後半戦は全く逆で、強さに対して勝ち点が少なすぎた。普通にやればやはり上位には来ていたはずだが、広島サポにとってはジェットコースターのような1年だったでしょうね。なかなかできない体験。
川崎は勝ち点ペースは悪くなかったがギリギリでタイトルをさらった昨シーズンほどではなく、タイトル獲得はかなり他力の要素が大きい。強い強いとは称されているけど、勝ち点ペースはそれほどでもなく、勝負強さという点ではまだまだ不満が残る。もし鹿島が本調子だったなら、取れてないシーズンでした。
まあなんだかんだでおめでたくも嬉しい。むしろ、とても嬉しい。負けたのは複雑とか、そういうのはどうでもよく、単純に1年通して強かったわけなのでね。これからもこの感覚を忘れずに。