解約

こないだふと思い立って、大昔に使っていたネット証券に10年以上ぶりにログインして、なぜか残っていた数十円を引き出して空っぽにしたり解約手続きの方法を調べたり、実際に解約してみたりした。

クッソ面倒くさいことになることを予想していたこの解約、予想外に簡単だった。ハンコすら押さなくていいなんてどうしたんだ? らしくないぞ!? 一応印刷だのコピーだのして郵送するんだけど、宛名も印刷してくれる(行→御中の書き換えはあるが)し、切手不要だし。

思うに、使うやつは解約なんてしないだろうし、使わないやつの口座を維持するのもタダではない…となれば解約を気軽にできるようにしてコストを抑えるという考え方なのかもね。

銀行の解約はこれよりも面倒だったな。支店に行って、待たされて。休眠口座になってて確認に時間がかかったりね。ユーザ側からすれば、例えば精算先(銀行口座とか)を最初に登録させて、数年アクセスがなければ自動解約ってゆーほうがありがたいよ…無理だろうがね。

今回解約した口座は就職して割とすぐに開いたやつで、当時は別の名前の証券会社だったはずだ。少しばかり儲けさせてもらって、不動産の頭金として消化された。当時全部払い出して0円にしたはずだったんだが、おそらく自動で何かのファンドに配分されて、日割りか何かで金利分が数十円残って出てきてたんだろう。住所は今のものに変更されてたから、不動産を購入した後も少しはアクセスしていたのかもしれない。

手続きが終わったという連絡をくれるわけでもなく、実際に解約されているかどうかはどうやって確認したらいいのかな。ログインできないことを確認、というのが素直なんだけど、FacebookだかTwitterだかの挙動を思い出して躊躇している。解約を申し込んだあと、解約されているか確認しようとログインしたら…利用されていますという扱いにされてアカウントが勝手に復活してしまう(!)という動作ね。信じられないが、よく知られた本当の話。まあ今回は相手が証券会社なので、信じよう。彼らはネット企業と違って規制で縛られている。

証券会社の口座はあと2つ持っていて、ここしばらく片方は長期保有用、片方は短期投資用という位置付けだったんだが、短期投資をやめてしまった(どちらも長期保有状態になっている)ため区別の意味を成していない。というわけで、どっちかは閉じようと思っている。使いやすさはあまり変わらんので、どちらにするかはまだ決めてない。短期で売買しない限り、手数料は支配的な要素ではない…となると?

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