昨日は行ってきました東京体育館。長渕剛のエンドレスヘビーローテーション。新極真の風が吹く。まさしく名曲です。
少年部の演武もなかなか素晴らしい出来。
「俺達のケンブ」こと入来建武は準優勝。決勝では引き分け延長なら行けるか、と思ったところで旗が3本上がりました。あれでまだ19歳ですからね。見た目はとてもそうは見えませんが。
カラテはルールが分からないながらも選手によって特色もあって、見ているだけでも楽しめました。顔面殴打が反則なので一発KOみたいなものはほとんどなく、ボクシングと違って派手な防御技術は要求されません。互いに打ち合って時折見せる足の大技という感じ。つまりダメージが蓄積していく。最後に上回ったほうが勝つ。ニンジャのイクサのように最後に技ありで逆転した楠生選手の試合あたりはなかなか凄かった。この大会は体重制がなく、引き分けだった場合に体重差が一定以上あれば軽いほうが勝つ、というレギュレーション。
俺達の入来建武は時間の使い方は巧みなものがあり、ボクシングみたいにラウンドの終盤でしっかりラッシュをかけて審判の印象を高めるような戦術を採っていた。まあ「ラウンド」という概念はないしポイント制もないが、有効でしたね。蹴りも下段中段に集めて、身体のバランスを崩さずに打ち続けていくという、恵まれた体格を活かしつつ弱点が少ない戦い方。勝ち上がり方も危なげなく、このやり方で安定して勝っていけばいいんじゃないかな。
カラテはオリンピック種目を目指しているそうで、いろいろあるみたい。