ついにベールを脱いだTransmetaの秘密兵器Efficeon!(impress.co.jp)、
Transmeta、Efficeonを国内で正式発表(impress.co.jp)、
高効率CPUを目指すEfficeonのアーキテクチャ(impress.co.jp)、
プレスリリース(crusoe.jp)。「イフィシオン」と発音するらしい。
title="Microprocessor Forumレポート">
2004年には90nmプロセス版のEfficeonが予定されている。この90nmプロセス版のEfficeonでは、製造する工場がTSMCから富士通の「あきる野テクノロジセンター」へと変更される。90nmプロセスを利用したEfficeonは、以下のような製品名となる。
(中略)
この90nm版プロセスでは、以下のような動作周波数、熱設計消費電力の製品が用意される。
2.0GHz/25W
1.8GHz/12W
1.6GHz/7W
1.4GHz/5W
1.0GHz/3W
だってさ。1GHzで3Wか。これ、普通の動作時だよねぇ。今日買ったハブの最大消費電力が5Wで、こいつがUSBだけで給電できてるわけだ。つまり、USBで給電できるノートPCができちゃうかも。CLIE(というかPalm)なんかは別売のケーブルを買うことでUSBで充電できるから、そんなにおかしな話ではない。
(追記) 2003-10-16 11:08
大学時代に「次はVLIWが本命」と言っていた人が多かったのを思い出す。というわけでIA64はVLIWになったわけだけど、演算ユニットの数とかが固定されてしまってコンパイラが大変になるよりは、命令セットは普通(…IA32ってふつう?)で、中身だけがVLIWというTransmetaのほうがよさそうな気もする。Transmeta方式でもコンパイラ(CMS)がものすごく大変になっているキモであろうことは間違いない。
たとえそういう流れであっても、消費者向けには低消費電力をアピールするしかないのである。商業というのは難しい。