インテルvs.ACミランの第2戦。初戦は0-0のドロー。アウェー扱いのミランは引き分けでも点数を取っていれば勝ち上がれる。
前半はだいたいミランが攻めるがインテルの堅い守りに阻まれ続ける。インテルはボールを奪っても前に人数もいないし、奪ってからのパスミスも目立つ。ミラン側もボールを奪ってもインテルのDFは揃っていてなかなかシュートまで持っていけない。じりじりした展開の中、徐々にお互いに(特にミランが)ヒートアップ。イエローカードが乱れ飛び、前半はそのままロスタイムへ。
守りが猛烈に堅い両チーム、このまま前半は0-0で終わるかと思いきや、縦パスを受けたシェフチェンコが一人抜き、足をかけられて体勢を崩しながらもシュート、キーパーよりも先にボールに届いたその足がゴールネットを揺らし、ついにミラン先制。
後半はあまり見どころがないままに時間が進んだが、残り時間が10分を切ったあたりでインテルの30番(MARTINSって人)がミランのクリアミスから一瞬のスキを突いて抜け出し、きれいにシュートを決めて同点。ここから俄然おもしろくなる。インテルの怒涛の攻めをミランのキーパーが神のようなセーブを見せつつ後半もロスタイムへ。最後のコーナーキックではインテルのGKトルドもゴールエリアまで上がってきたがミランのGKが余裕のパンチング(?)で逃げ、試合終了。0-0、1-1でアウェーの得点が2倍にカウントされることから、ミランの決勝進出が決まった。決勝の相手はレアルとユーベの勝者。
久しぶりに夜中(早朝)起きてサッカーを見たが、おもしろい試合になってよかった。