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山椒の実

千代田区一番一号のラビリンス (森達也)

タイトルと著者を見るに、これはヤバい本だろうなと。おなじみ日本三大ヤバ森の一人。タブーとかないのかな。出版していいのかこれを。何でもありか?

というわけで、多くの人の本籍地・実家であり故郷とすら言えるこの場所で、何が書かれるのか。興味があると思いませんか。思います。

プロローグから明仁と美智子の夫婦にカタシロ(形代)の暗躍、著者をモデルにしたライターと天皇のダブル主人公。交差点ですれ違うその一瞬。レーニンが吠える。読者の心配をよそにカタシロは現れ、消えてゆく。なんなのこれ…

そして進み行くストーリー。後半は圧巻だ。躍動するダブル主人公のダンジョンでの活躍はマリオとルイージさながら。内舎人(うどねり)に活躍の場が与えられなかったのは残念だが、クッパとの対決も見どころ満載だった。象徴っつーなら俺の象徴でもあるだろうよ、という感じかな。

当時の天皇陛下に対する感情、感覚は割と自分に近いですね。やはり平成が完全に史上最強なのよ。一系の万世の中でも抜群であろうと考える。それが平成なんだなあ。