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山椒の実

書けないんじゃない、考えてないだけ。 (かんそう)

これはあの「助詞野源」の人かな。ネット上に君臨するエース級の文筆家。代表作は数多くあり、ヒットメーカーと言ってもいいだろう。適度な反復とリズム重視で熱量のある文字の嵐を読ませていくスタイルだった気がする。テキストサイトの王道後継者みたいな? 文章術本の著者としては説得力のある人物だと思うよ。

まーこれやっぱ、俺たちを限りなく熱くするのはテキストデータなんだよなあ。オレはそう思う。強烈なやつはいつだってテキスト。画像や音声、動画ではこうはいかないのだ。探してみたら、今は有料noteに移ったんですね。儲かってるといいなあ。

色々と考えてノウハウと感情を駆使した文章だという主張はわかった。ただ実際は感覚で適当に書いてるだけなんじゃねーの、理論後付けだろ。という気もするんだよね。本人の性格が出てるだけっていう。というわけで、読み物としては面白さがあったが、あんまり真面目に読むような内容じゃないと思うなあ。まー強いて言えば、起承転結の話は参考になるかな。あと助詞句読点カットする話は印象的でもあった。句読点助詞あるから読みやすくなるわけじゃないていう

例文は実際にヒットした文章で、さすがにしっかり読ませるものがある。トースターのやつとか好きだな。歌詞ネタはネタ元の曲を聴きながら読むのがいいのだろうけど、聴かないで読んだほうが面白いという現象があるんだよなー

そういう読む側の技術もあると思う。

というわけで読んだ内容を参考にせずに普通に文章を書いてしまった。

エンジニアとしては、この文章術に適応したtextlintのルールセットを作りたい、という野望を抱いてもいいんじゃないのかな。