これが最後の仕事になる (講談社編)
先日の捨てるやつと同じシリーズで、第二のぷにょぽんを探して読んでみたというわけだ。今度は最後の仕事がテーマ。タスク管理で、todoが、あるいはready状態にある項目が残り1つになってしまう、ある意味わびしい状態か。
今作は飛び抜けて良い作品はないけど、佳作が多かった印象。特別に引き込まれたり余韻が残ったり癖になりそうだったり、そういう作品はない。良かったやつと言えば、デスメタラーのバスガス爆発の話、スフィンクスの謎掛け二本足の話、看護助手の話、離婚する話。このあたりか。作家側は、それぞれに実力を見せたんじゃないかな。