高野長英ミュージカル 岩手県水沢市で9月上演(yahoo.co.jp)。だそうだ。
今年は幕末の蘭学者、高野長英の生誕200年。長英の生地の岩手県水沢市では9月から、劇団「わらび座」によるミュージカル「ドクトル長英」が上演される。
私は昔このへんに住んでいた。地元では「たかのちょうえい」ではなく「たかの」(平坦。ギャルっぽく(?))「ちょーえー」(「えー」のところにアクセント)と発音してました。
地元でも生きている当時は禁制の学問を学んだ(というかシーボルトに師事した)奴ということで、ずいぶん迫害されていたんですが、今では水沢が生んだ3人の偉人の内の1人です。不屈の学者ですな。3人のうちもう1人は東京市長(今でいう都知事かな)をやった後藤新平、あと1人は首相で226事件に斃れた斉藤實。詳しくはこちら(isop.ne.jp)をご覧下さい。
水沢から東京に来てしばらく、東京で言う後藤新平は水沢で言う後藤新平とは別人かと思っていた。あんなとこから東京の偉い人が出るわけがない、と幼な心に(笑)。