朝と夜の時間差の話ではなくて、PCを“ほぼ瞬時に”ブートする新技術(itmedia.co.jp)、という話。
InstantONはカリフォルニア州フレモントのInterVideoが開発した技術。PCのエンターテインメント機能をほとんど瞬時に——InterVideoによると10秒足らずで——起動させられる。オープンソースのLinuxの軽量版「LinDVD」を走らせているからだ。
(中略)
この技術はシャープのノートPCや中国のLegend Groupのコンピュータなど、アジアで販売されているいくつかの製品で既に採用されている。
なんか説明がよくわからないけど(LinDVDってWinDVDの会社がWinDVDをLinuxに移植したやつでしょ? ブートと関係ある??)、10秒で起動か。サスペンドにしては長く、ブートにしては短い。
ハードウェアのprobeや各種サービス、ウィンドウシステムを上げる必要がないので殺しているんだろう。カーネル内のハードの初期化の処理をすっとばして/sbin/initの代わりにそのLinDVDを上げればいいということなんだろう、たぶん。なら確かに、早くなっても不思議はない。
Cocoonのように常時起動している(OFFにしても消費電力はついているときと変わらない。出力を出さないだけで、起動している)機器であるにも関わらず余計なフェードイン効果を出して起動にイラつくような製品もある。