本日の朝刊一面トップ(nikkei.co.jp)。もともとSonyの売上高原価率は大手電機メーカーの中では突出して低い(右図参照)。電機メーカーはみな部品の調達の費用を削減しようとしているのだが、Sonyがまた動いた、ということ。集中すれば安くなるだろうという理論。
紙の記事では中小メーカーの経営に大きな影響が出るだろう、というちょっとネガティブな面にも言及している。
ちなみに他のメーカーは下の表の通り。ふじつうが過去(2003年3月まで)のことを書いているってのは、もうやらないってことかな?
会社 | 削減の策 |
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Sony | 今後3年間で調達先を5分の1の1000社程度に削減 |
松下 | 来年3月末までに調達先を3分の2の2000社に削減 |
日立 | 共同調達で2005年度までの3年間で調達費6000億円を削減 |
東芝 | 2003年度に調達費の1割にあたる3700億円を削減 |
三菱 | 2004年度までの2年間で調達費3000億円を削減 |
NEC | 今後2年間で資材調達費の3割削減 |
富士通 | 2002年度末までの2年間で調達費約5000億円を削減 |