生命保険ってユーザのニーズにマッチしてないのではないかと思った。というのは、給付を受けられるまでに時間がかかるわけだ。こんなの、入院1日いくらとかじゃなくて、払う医療費を全額出す、だけでいいと思う。病院の領収書をFAXしたらすぐその額を振り込んでくれるとかさ。
というのは、ユーザとしては安心したいというのがある。金がなくても病気になった場合の心配をせずに済むというのが。でも、実際は医療費を払ってから給付を受けるまでに間があるので、結局お金をためとかなきゃいけない。私は健康保険と生命保険で安心できるからお金なんて貯めなくても大丈夫だと思っていたが、実は違って、健康保険で8割(今は7割)を払ってくれるのはありがたいのだが、生命保険は役に立たない。ずいぶん後から補填されるが、そんなのはあまり意味がないのだ。お金を貯めとかなきゃ安心できないとなると可処分所得が減るので日本経済にも良くない。貯め込んでもよくならない。日本経済の低迷は、この生命保険のミスマッチにも原因がある(!)。
…てなことを昨日田中さんあたりに文句を言っとけば日本の生命保険は良くなったのかもしれない。惜しいことをした。
もっといい社会を作れると思うんだよね。