このコラム(msn.co.jp)について。食品の残留農薬の基準についての説明がわかりやすい。
要は、
- 動物実験の1/100の数字を基にしている。
- さらにそれを野菜の消費量の比で分割している。
というわけで、モデルの段階で数字を操作しているから、残留農薬が基準外になってもあんまり危機感がないのだそうだ。だってモデルでその野菜の消費量が半分だったとするとすぐに基準内になっちゃう。あと、だいたい全部基準未満なので、1つくらいオーバーしても一日に摂取されてしまう農薬の量としては基準をオーバーしないというのもある。
このおっさん(たぶんおっさんだと思うので)は京大の教授とは思えないほど、なかなかおもしろい文を書くし、内容もあってためになると思う。