Skip to main content

ログ取得ツール

ビル・ゲイツの慧眼

ソフトウェア特許に抗議するEU(cnetnetworks.jp)。こないだの、サイト閉鎖の話についてレッシグ先生が書いていた。

数多くのフリー/オープンソースソフトウェアのサイトが、ソフトウェア特許への抗議を表明するのためにページを閉鎖し始めている。たとえばGimp(gimp.org)のサイトのように。このイノベーションの自由への脅威に対して、ヨーロッパの驚くべき人々は実際に通りに出て抗議運動をおこなっている。

gimpのサイトはすでに閉鎖をやめているが、それはともかく。 この中でビル・ゲイツが1991年にはすでにソフトウェア特許の弊害について正しく理解していた、という内容があった。オリジナルはハードカバーの本(ISBN:0-471-59902-6)でありWeb上には見つからないので、引用の引用にしとく。

“今日使われているアイデアを考案した人々が、特許はどう与えられるかを理解していて、もし特許を取得していたとしたら、今頃この産業は完全に行き詰まっていたに違いない。……われわれの採るべき戦略は、取れるだけの特許を取得することだ。……独自の特許を持たない将来の新進企業は先行する巨人たちの決めるどんな対価でも払わざるを得ない。対価は高くなるだろう。すでに確立された企業には将来の競争相手を排除する理由がある”。 Fred Warshofsky,『The Patent Wars』170-71 (NY: Wiley 1994).

電力危機とmy.mp3.comの扱いの違い

Lessig Blog (JP):ポール・クルーグマンの鋭いコラム(cnetnetworks.jp)より。元ネタのコラム(nytimes.com)もどうぞ。

RIAAの主張では、カリフォルニア州民から90億ドル騙し取る方が、P2Pサーバから10曲ダウンロードするより安くつくということになる。

刑罰の公平さについての話。RIAAは4人の学生に1000億ドルを請求した(ただしこれはまだ裁判中)。 結着がついた話としては、mp3.comははるか昔、my.mp3.comというサービスを開発した。CDを持っている人にのみMP3を提供するサービスだ。これにRIAAやレコード会社が噛みついて5400万ドルをむしり取った。 一方カリフォルニア電力危機で市民に90億ドルの損害(電力危機時の長期契約によってバカ高くなった電気代のぶんは含まれていない)を故意に与えたとして、電力会社に100万ドルの罰金が課せられた。この軽重はどうなのか。レッシグ先生は次のように結んでいる。

カリフォルニア州民から90億ドルを騙し取っても100万ドル払えば済む。だが、人々がすでに購入したはずの音楽へのアクセスを容易にする新しい技術を開発すれば、5400万ドル以上を支払うことになる。 これがわれらの時代の価値観というものだ。

欲しいものリスト

憶測を呼ぶ「タイムマシンの部品買います」スパムメール(hotwired.co.jp)という記事。タイムマシンを作るための部品を調達しようと大真面目にSPAMを送り続け、金をつぎ込んだ22歳の青年がいて、騙され続けているらしい。冗談ではなく。

アイオワ州在住のコンピューター・プログラマー、デイブ・ヒル氏はこの夏、電子メールの受信箱に毎日のように断りなく送られてくる月並みなスパムにまぎれた1通を見たとき、ちょっとした新鮮な驚きを覚えた。それは、ローンの勧誘や、ペニスを大きくする薬やダイエット製品などを売り込む広告とは全く違い、まるでSFの世界から届いたようなメッセージだった。

ヒル氏は思わず返信してしまっただけではなく、フォトショップで画像を作ってオンライン販売サイト(davesplanet.net)まで作ってしまった。そして、この22歳のロビー君は、

ロビー・トディーノ氏は、自身が「完全に正気」であり、求めているタイムトラベル技術はどこかにあるのだと主張している。

とのことだ。 うちにはこの人のSPAMは来てないな。ちょっと欲しかったかもしれないと思った。 ジョークだと思っていたら相手が本気だった、ってことはけっこうある。後味は悪い。

そうそう、今日帰るときに会社の近くの空がやたらにピカピカ光っていた。雷に違いないと思ったがぜんぜん音がしない。通行人も空を気にする様子がない。観察していたが光源はよくわからなかった。ただ、空全体がフラッシュしていたので、そうとう広範囲だろうことが予想された。雨も降らなかった。 気持ちが悪いので、「目のせい」か「精神的な問題」だと思うことにして、とりあえず光ってないってことにしておいた。 だから、空はピカピカ光ってませんでした。 (追記) 2003-09-03 25:09 しかしちょっと気にはなったので調べたら、首都圏では雷が落ちまくっていたらしい。 国会に落雷、鉄道も止まる 首都圏に激しい雷雨(asahi.com)によれば、

国会に落雷、JR山手線、京浜東北線もストップ——。日本列島は3日、太平洋高気圧に覆われて、各地で厳しい残暑となった。大気は不安定になり、首都圏では夕方から夜にかけて激しい雷雨に見舞われた。

ということで、首都圏の雷の光だけが川崎市にワープしてきたのかもしれない。まあ川崎は、世田谷とか大田区と隣接してるしね。 しかしこのカメラマン、よく国会議事堂への落雷を撮ったなぁ。さぞかし興奮したろう。

こんなことも一応書いておく

ロゴに書いた「守株」というのは株式市場において守り(いわゆるベア)の投資をすることではない。 これは「待ちぼうけ」で一世を風靡した韓非子の寓話で、兎が切り株に頭を打って死亡した事件を目撃した農夫が農具を捨てて、おいしい兎を食いたいがために切り株を監視し続けたという話だ。 要するに過去に偶然起きた成功にこだわり昔を思い続ける愚を諷したものである。示唆に富んでいる。

認証フェーズの穴

<不在通知書>郵便受けから抜き クレジットカードだまし取る(yahoo.co.jp)という事件が日々起きているらしい。

郵便受けから抜き取った不在通知書をもとに、偽造した身分証などを使って受取人になりすまし、クレジットカードなどの入った郵便物をだまし取る被害が全国で相次いでいる。

不在通知のハガキを無防備な郵便受けから抜き取って、主に健康保険証のような写真のないIDで郵便局に行って荷物を受けとる。不在通知を置くようなモノってのは荷物か書留、重要な書類が多い。不在通知を見ると住所や氏名がわかってしまうので偽造は簡単である。郵便局は住所と氏名しか照合する方法を持っていないため見破るのは不可能に近い。ハンコはただの飾りだ。 さて。 我々はこのような行為から何を守ればよいのだろうか。この中で我々が守れるべきポイントが1つある。**それは郵便受けを深くしてカギをつけることだ。**その程度のことをせずに被害者ヅラをするなよとまでは言わないが、そんな感じで。ちゃんちゃん。 しかしここで注意したいのは、郵便受けにセキュリティが保たれているなら、そもそもクレジットカード配達の不在通知など不要で、入りきらないもの以外はそのまま置いてくれればよいのだ。我々の不便(不在通知を見る→自動応答サービスに電話をかけて再配達してもらうor自分で取りにいく)は一体何なのか。不在通知のセキュリティが保たれていないなら、このような手順は無意味だ。1つの穴が全部を台無しにする好例と言えよう。 無論解決策はある。「カギつき郵便受けマーク」だ。外から見えるところに「カギつき郵便受け」であると「カギつき郵便受け委員会」に承認された(笑)郵便受けにのみ、「カギつき郵便受けシール」を貼る。郵便屋さんはこのシールがついている郵便受けにはハンコなしで書留を投入できる。マークの偽造は有印私文書偽造ってことで。 このシステムが採用されれば、郵便屋さんも手間が減りつつセキュリティも保ててハッピーだし、仕事が忙しくて昼間受け取れない人も、外扉が頑丈すぎて電話かけてくれないと郵便物を受け取りに出れない人(郵便局の配達員は電話をかけてこない&郵便物には相手の電話番号を書かない)もハッピーだ。唯一ハッピーになれないのは受信確認ができない発送者かな。…ダメじゃん。 結局郵便局の認証フェーズをどうにかして、ピクチャIDのみを認めるようにするしかないのだろう。郵政公社にがんばってもらうってことで。はやく民営化しろ。

三代の栄華は今

「三代の栄華」と言えば奥州藤原氏の枕詞である。中尊寺金色堂とか。あるいは「一睡(一瞬)の内にして」と続くかもしれない(奥の細道より)。芭蕉も一句ひねっていて、名句だがどんなのだったか忘れた。五月雨を集めて早し最上川…違うな。しずけさや岩にしみいる蝉の声…これも違うな。ああ松島や松島や…違いすぎる。 あのへんで金が採れたんだよねむかし。砂金ね。それで藤原氏が栄えた。いまでも秀衡塗という漆器がけっこう有名。ちょっとぶ厚くて菱形の金箔が貼ってある。普通に使っていると当然、金箔がハガれる。 その栄華の舞台、平泉が合併で揺れているらしい。名前とるか財力か、岩手・平泉町は合併問題で大揺れ(yahoo.co.jp)という記事。

議会は藤原氏と縁の深い衣川村、町は財政規模の大きい一関市などとの合併を主張し、真っ向から対立している。

小学生の頃、平泉の近くの街(…街?)に住んでいた。その頃、家族で一度行ったが、今また行ったら、いろいろ違うことがわかったりするんだろうな。衣川の坂(弁慶が立ち往生した坂?)とかはおぼろげに覚えている。

理不尽

理不尽な事件があったらしい。 銀行強盗が爆死の怪事件(cnn.co.jp)というもの。

銀行を襲い現金を奪った後、近くの駐車場で警官に取り抑えられた。すると同容疑者は、首に爆弾がはめられていると訴え、何者かに銀行を襲うよう脅されたと主張。警官らが爆発物処理班の到着を待ちながら同容疑者を遠巻きにしたところ、同容疑者は「タイマーの音がする」「どうして外してくれない」などと訴え続けた。しかし爆弾は数秒後に爆発し、同容疑者は死亡した。

首に爆弾つけられて、外してほしければ銀行強盗しろと言われたら…そんなの選択肢ないよねぇ。 (追記) 2003-09-05 13:17 続報(asahi.com)が出た。写真つき。 (追記) 2003-09-05 13:33 ちょっと状況を調べた(google.com)。被害者の顔写真(foxnews.com)がFOXNews.comに載っていた。 錠前は珍しいもので、ColumbiaのBogotaのもの(?)(sltrib.com)だとか。 こんな話(tucsoncitizen.com)もある(1999年のPizza Hutでの殺人事件の話?)が今回のとは関係ないよね。 (追記) 2003-09-13 18:47 ありえんよ。模倣犯出現&逮捕(cnn.co.jp)。被害者側を真似てくれてよかった、とも思う。