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ログ取得ツール

Category: コンピュータ

メモ:referer spam

気づくとアクセス数が急に増えていた。Referer SPAMというやつだった。animal-sexだのbuy-なんとかだのというRefererをつけて、ひたすらこのページをGETしまくっている。 リファラを記録して動的にリンクを張るとか、アクセス解析をしてリファラを自分で見に行くとかいうことはあまりしないので、別に害はないのだが、奴等のやっていることは良いことではないように思うので、無駄に嫌がらせをしてやろうと思う。 というわけで、暫定的にSetEnvIfを使ってアクセス制限をかけた。無罪の人も弾いてしまうかもしれないが、奴等のアクセスがおさまるまでの話だ。 /etc/httpd/conf.d/referer-spam.confを作って、以下のように書く。 SetEnvIf Referer poker|porn|animal-sex|sex-picture|viagra|cashadvance|casino referer_spam SetEnvIf Referer ^http://buy- referer_spam SetEnvIf Referer credit-cards|personal-loans referer_spam Order allow,deny Allow from all Deny from env=referer_spam あとは、service httpd reloadで有効になる。


# wget --referer='http://buy-me.com/' /

で403(Forbidden)が、


# wget --referer='http://sell-me.com/' /

で200(OK)が戻ってくることが確認できる。 (追記) 2005-02-11 25:01 しかし感心するのは、IPアドレスやリファラ、User-Agentなどがバラバラなこと。しかも、かなり広範囲。とりあえずリファラをこっちに伝えることが目的だと思われるのでリファラではじいたけど、そのうち対応しきれなくなるだろうと思う。

果たして最良のインタフェースは何であるか?

タブの次のインタフェースの話。 Webページや仮想端末といった、インタラクションを伴うものを一度に複数開くとき、現在はタブのインタフェースが主流となっている。タブブラウザでなければ生きていけない人はもはや多数派だろうし、端末に関しても私が以前から常用しているmulti-gnome-terminal(sourceforge.net)もタブが使いやすくて人気がある(はずだ)。gnome-terminalも最近は最初からタブに対応している。GNU screenも一種のタブだよね。 しかしこれって最良なんだろうかとずっと疑問に思っていた。たしかにgaleon時代から現在のFirefoxに至るまで、タブなしでのWebブラウズという苦痛は想像もできなくなっているが、果たしてこれが最良か? というのは、単純に切替えが面倒(ウィンドウに比べればだいぶマシだが)というものあるけど、あえて難しく言えば、「複数の入力、複数の出力が必要なときに、ウィンドウ(=出力のサイズ)だけ共有する」というのがタブの思想である。multi-gnome-terminalはbondといって入力も共有する機能もあるんだけど(便利っす!)、それは置いといて、入力や出力の全体は共有できないのか。 ターミナル(仮想端末)に関してはけっこう簡単なんじゃないかと思う。統一端末。背景色とかで分けて、混ぜて出力する。うまく作れば、1つの画面でもどの出力の表示かという区別はできるだろう。入力も工夫して、特定の端末への入力、全体への入力、グループ化してグループへの入力くらいのバリエーションがあればいいだろうし。この構造をディレクトリみたいにツリー構造とかにしてもいいな。このツリーから下は出力/入力を統一する、とかさ。通常の端末のあるタブの中に、統一端末のタブを追加するという形にすれば、後方互換性も保てるよね。なかなか気持ちの悪いインタフェースになりそうだ。 Webブラウザのような、ある種、デザイン重視系のものは共有できなくてもしょうがない気もするけど、実際はもうちょっと工夫できる気がする。ウィンドウ1つの中に、同時に複数のページを表示できないものか、それもframesetじゃなくて…半透明でもいいし、色分けでもいいけど。どうにかできないかなぁと思う。 というか…作ってみたいんだよねーこれ。GUIは最初は無理としても、複数のreadlineを統一するmulti-readlineみたいなのを作っただけでもかなり便利だろうし(それは入力だけの共有になるのだが)、さらに出力の共有というのも、例えばすでにsyslogですら出力を共有しているくらいで、端末で入力と出力を共有できるようにするというのは、さほど苦労はなさそうな気がするよ。どうにか作れそうな気がする。 そんなこんなで、21世紀はケチケチした共有の時代になりそうである。

全角半角戦争

日本語の文字コードの話。同じ意味を持つ文字に全角と半角の2種類のコードを割り当てたのは失敗である。 というのも、日頃NTTから料金の連絡の郵便が届くのだが、ウゼー! と思っていた。私は電話をつないでおらず、ADSLモデムしかつながっていないため、書かれている内容は通話料0、基本料金だけなのである。 しかし久しぶりによく見ると、「@ビリング」というサービスの案内があった。これは郵便を廃止し、請求額をWebで見られるようにしてくれるサービスである。クレジットカードの請求とかはすでにそうしているし、銀行の通帳も廃止してWebだけでやっている私としてはすぐに申し込むべきサービスであるように思えた。しかも基本料金が微妙に約5%ほど安くなるらしい。なぜはやく教えてくれないのか。っていうか郵政公社ごめん。 というわけで申し込んでみたところ、番地を書く欄がですね、「数字のみ全角で」という意味のわからない、馬鹿馬鹿しい制限だったのです。ていうかどうせ数字なんだから半角で書いたら変換してくれよと。アホかと。というか契約者番号(…つーか電話番号か)があれば全部わかってんだろうがと。誤入力の確認のためだけに住所を全部書かせるのはある意味しょうがないとしても、厳しい制限を設けてハネる意味がわからない。 ここで死ね死ねNTTを叫んでもいいんだけど、それではあまりにもしょうがないので、元凶となった「全角文字に数字やアルファベットを入れてしまった先人」にひと言、おまえはアホだと言いたい。実はそれが知ってる偉い人とかだったりしたら恐いけど、いくら偉くなっていようとアホには違いない。おまえはアホだ(…言い切っちゃったよ)。

新製品品評会2005

2005年の新製品の品評会をやります。夢の製品があなたの元へ。 今すぐ欲しい次世代プリンタ。 プリンタの進化というのは、ラインプリンタからページプリンタに進んできたように思う。果たしてこれは正しい歩みだったのだろうか。インクジェットなども動作からするとラインプリンタなのだがページプリンタのようにしか使われない。なぜか。そのほうが便利だからか? なんか違うのかもしれないなと思った。正しいからではなくて、進んだものに世の中が合わせていて、進んでないものも進んだフリをしてなきゃ生きていけないってことなんじゃないか。 例えば、CPUはマルチコアが主流になると現代人は言う。それでも、以前は、やれ並列化すると遅くなるプログラムもあってとか、SMPになると遅くなるプログラムもあってどうとか、メモリを増やすと遅くなる環境もあってとか、CPUのクロックを上げると遅くなることもあるよとか、キャッシュも良し悪しがあるよねとか、そういう現象が観測されていたではないか。実際は今はSMPは普通に使うし、メモリは増えているし、CPUのクロックは上がるし、複雑な計算はクラスタ…やら何やら粒度や密度によって呼び方が変わるんだけど、そういうのを組んでやったりする。ハイパースレッディングもそう。あんまり性能上がらんしむしろ遅くなるしどうよって感じだけど、マルチコアで一部のリソースを過激に共有してるだけじゃんか。 これはやっぱり進んでしまったものに世の中が合わせて、クロックが上がると遅くなるようなプログラムは使われなくなり、メモリを増やすと遅くなるようなCPUは使われなくなり、並列度が出せないような計算には誰も見向きをしなくなってしまったからじゃないのか。ラインプリンタであり続けるほうが便利なときでさえ、何枚もページ単位で消費しているのと、構図は同じだ。本当は便利じゃないかもしれないのに、便利なフリをしていないと取り残される。 果たして便利になったのか便利になっていないのか。進んだ先にのみ答えがある。 そのことを踏まえて、次のプリンタはこうなる、という話をしよう。 ずばり、プリントアウトの前に必ず紙をスキャンするプリンタというのになると思う。これは非常に、欲しい。今すぐに欲しい。amazonで24時間以内に発送します、なら猛然とクリックですよ。 人が手で文字を書くとき、必ず紙を見てから書く。なぜなら、実際の紙には罫線があったり、大きさがあったり、色があったり、厚みや肌触りがあったりするからだ。紙を見ずに書くという行為はありえない。印刷というのは情報を紙(やそれに準ずるもの)に表現することだが、印刷するためにセットされた紙はすでに情報を持っている。だから、それを読み取ってからプリントアウトするほうが優れているのではないか。そのプリンタは紙の罫線に沿って文字を印刷したり、色合いによって印刷方法を変えてベストな結果を出すだろう。 文書の編集スタイルも変わるよね。今は例えばワードで文書を書くとするじゃない。LaTeXでもいいけど。基本的に現代の人がやっていることは、サイズ以外に情報を持たない白い紙を想定し、そこに情報を載せていく。最後に印刷。でも、本来の文房具はそうじゃない。 俺達の前には情報を持った紙があって、それに情報を追加して生きている。元々ある文書にメモを追加したり、チラシの裏にこんな文章を書いたりして。だからプリンタもそうなる。元ある紙の情報を見るようになる。今まで通り情報を(できるだけ)持たない紙に書きたいなら、単に白い紙を用意すればいい。あ、これ、後方互換性ね(笑)。そして、元の紙にメモを追加したいなら元の紙をセットする。 えーと、それでどんどん機能が追加されていくとすると、元の紙を切り抜きたいときのためのカッター装備。それで新聞とかセットするのね。綺麗に切れるよー! 紙が実は布だったら印刷というよりも刺繍のほうがいいなぁということでミシンも装備しとくか。コンクリートの壁とかセットされてきたらやっぱ、スプレーで印刷するのかなぁ(笑)。あとは消しゴムも装備するか。情報を加えるのと削除するのの両方がある必要がある。フィルタを書いて、手書き文字だけ検出してそこだけ削除してくれるとか、逆に活字だけ消すとか。昔xmms(Linuxでよく使われているMP3プレイヤーのソフト)のプラグインでvoice removalってのがあって、人の歌声だけ消せるフィルタプラグインがあったんだけど、それと似てるなぁ。 学校のテストとかもこれでできるようになるよね。今まではいろいろやらなきゃコンピュータでテストの解答など書けなかったけど、このプリンタがあれば、普通に解答欄を書いた紙を配れば、それを検出して解答を書き加えられるから。 : あと、おまけで最近思ったのが入力デバイスってまだ不便だよねぇという。でも解決はできるんじゃないかという気がしている。 手袋をしてPDAに文字を入力しようとしてうまくいかなかったことはないだろうか? 冬場は特にこれが困る。以前はデータグローブとか言って手袋型の入力デバイスがどうとか言われていたけど、今となっては手袋はデータ入力とは相容れない不倶戴天の敵となってしまった。手袋型の入力デバイスなんて最初から必要なかったのだ。人類は、手袋をしていても快適に入力できるデバイスが欲しかったわけ。 なんとかしてくれ。 なんとかしてくれたら、スキー用品売り場で売れます。…ていうかこの程度なら携帯の1本指入力みたいなので充分かも?

Firefoxのgooglebarのgoogle news

Firefoxのgooglebarでgoogle news日本版を検索したい…と思っていたのになかなか出てこないのでこっそり追加するパッチを、あくまでもコッソリ作ってみた。 googlebar-jp.patchです。いまダウンロードできる0.9.0.30でextensionディレクトリのどこかにあるgooglebar.jarを見つけて解いて、例えばzshのコマンドラインで言うと次のようになるんだけど、

# cd $(dirname $HOME/.mozilla/firefox/**/googlebar.jar)
# unzip googlebar.jar

パッチを当てて(改行コードがCRLFだから(?)一部失敗するんだけど、そのへんは手で当てるということで(笑))、

patch -p0 < googlebar-jp.patch

変更されたファイルを反映させて、

zip -r googlebar.jar content locale

firefoxを起動しなおすと、googlebarの「Google Site options」の「Select int’l version of Google News」にJapanが現れ、選択すると動く*はず*。 たぶんね。Linuxでは動いたよ。

Shift and move

FirefoxでSHIFTを押しながらマウスカーソルをリンクの上に移動させると、tooltipが表示されるのだった。 知らなかったよ。まああんまり本命の機能じゃなさそう。 本命の機能だったらフォームのsubmitボタンとかの上だとフォームの内容が表示されるとか、そういうのがあってもいいと思う(今は普通のリンクじゃないと表示はされません)。

400万通/日の迷惑メール

ウィリアムさんには1日400万通の迷惑メールが届くらしい(nikkansports.com)。ビルさんも私もフィルタしているようだが、私はだいたい1日20通くらいかな。統計を取ったわけじゃないけど、だいたい合ってる値だと思う。 というわけで迷惑メールの数が資産総額に比例するかどうか、調べてみたいと思ったとして。私が見栄を張って1,000万円と仮定して、ビルさんが推定で480億ドル(1ドル=120円換算で5兆7600億円)だから、私と比べると、だいたい576,000倍。迷惑メールで言うとたったの200,000倍だから、ビルさんは資産総額と比べると、かなり得をしているということになる。 残念ながら、比例しなかったということになってしまう。せっかく理論を発見したと思ったんだが…これからがんばって稼いで資産総額をだいたい3,000万円にするか、どうにかして1日5〜6通になるように工夫すればいいのか(笑)。新理論発見への道は遥かに遠い(なんだそりゃ)。 それにしても、

迷惑メールはインターネット通信の約80%を占める

というのは本当なんだろうかね。これはあまりもっともらしい数値とは思えないんだけど、もし本当なら、人類の叡知を集めて迷惑メールを撲滅すれば、インターネットの帯域は今の1/5で済む。それってやっぱ迷惑メールがなくなるとネットワーク屋さんがメシのタネに困るってこと?

Firefox 1.0RC1

普通は1ヶ月遅れになる日本語版が、Linux版に関してはいきなり出ていたので入れてみた。SSLなサイトはアドレスバーの色が変わるようになっている。たしかにこのほうが断然わかりやすい。 いつものことだがExtensionやThemeで対応してないのが多くて一時的に不便になる。 安定度は悪化しているような気がする。1.0PRでは落ちなかったのに、1.0RC1はさっき落ちて(しかもここに明日の大宮戦に向けての長文を書いている最中だった)、Talkbackも無茶苦茶なことになっていて、起動するたびにその無茶苦茶になっているダイアログが出て消せなくなってしまったため、手動で~/.fullcircle/MozillaOrgFirefox10LinuxIntel2004102711/Talkback.iniに


HistorySettings = 3, 10, 100
SpiralEnabled = 0
SeenIntro = 1

と書き込んでみたらどうにかTalkback地獄は直った。情報は全く取れなかったけど、skkinputがFirefoxの巻き添えを食ったかFirefoxがskkinputの巻き添えを食ったか知らないけど、skkinputも死んでいた。まあどっちでもいいや。どっちでも明日大宮に勝てばいいや。 firefoxのディレクトリのcomponents/talkback/master.iniの最初のほうの設定の値をつなげた文字列を~/.fullcircle/につけたディレクトリが、該当するソフトのTalkbackの設定ディレクトリなのだった。これ生活の知恵。

無駄に買い物、しかし外出は面倒なのね…

注文していたノート用メモリ512MBx2が到着。早速持ち歩きPCを1GBにしてみた。しかしLinuxのカーネルをHighMemory対応にしておかなかったため、800MBちょいしか有効にならないという…まあこれはカーネルを入れ換えれば済む話。で、追い出された256MBをサーバ(このサーバもノートPCなんです)に回して、128MBだったのが384MBになった。少しは快適になっただろうか。 さらに、あまり使う気がないデスクトップPCを注文。まあ、遊びで。消費電力と騒音を見て、大丈夫だったらサーバにするし、大丈夫じゃなかったら…うーん、売る? 使う? なんか大丈夫じゃない予感もする。自宅内ネットワークをGbEにしようかとも思うのだが、どうかな。GbEのハブはこないだ7千円ちょいとかで売ってた。ちゃんとJumboFrameにも対応してるやつなのに。 今回は決済にネットデビットを試してみた。口座番号と銀行サイト(JapanNetBank)のログインパスワードだけで高速に決済できるという業物。注文直後に銀行サイトで普通口座のログを確認したら、すでに引き落とされていた。明日配送されてきたら笑える。ていうか今日中だったらもっと笑えるのだが、さすがに午後になってるから店頭からでも当日配送は無理め。まあ1週間くらいかかっても不思議はないな。