Skip to main content

山椒の実

Category: Animation

ドラゴンボール改

ドラゴンボールで、サイヤ人とか言い出したあたり(Z?)からのアニメ放送をリマスターしたシリーズ。サイヤ人・フリーザ戦〜人造人間・セル戦〜魔人ブウ戦まで。悟空・ベジータ・悟飯の3人を軸に、それぞれの成長を描く。

基本的には戦闘シーンの連続だが、その戦闘シーンは手間をかけたものもあれば手を抜いたと思われるものもあって…唸り声を上げて踏ん張ってパワーアップ、あややややー! みたいなのが連続するだけなので演じる側も大変だった? むしろ楽だった? その辺の判断はつきませんが。パワーのインフレがひどく、ついていくのは大変だ。まるでバーゲンセールだな、というベジータの感想には同意する。語彙力も「すげえ」「すんげえ」「とんでもねえ」「やべえ」みたいな小学生にも分かるやつしか出てこないので、気楽に見てく感じになる。

PIXAR 世界一のアニメーション企業の今まで語られなかったお金の話 (ローレンス・レビー)

ピクサーの最高財務責任者から見た、ピクサーの魔法の物語。なかなかすごい話で、非常に面白かった。読んでよかった本の一つ。

子持ちにはお馴染みのピクサーのアニメーション映画ね。トイストーリー、ニモ、カーズ。この本で語られるのは主に最初のトイストーリーの頃の話がメインになっている。

ピクサーはジョブズの会社ではあるんだけど、ジョブズが60億もの私財をぶっ込んでなお、芽が出ない。しかも従業員に嫌われていたり…そこをどうにか財務的に綱渡りを繰り返してヒットを飛ばす。すかさず上場を果たしてジョブズをビリオネアにし、一線に返り咲くきっかけとなった。この著者がピクサーで奮闘してくれていなければジョブズがアップルに戻ることもなく、今私が使っているMacBookProもiPadも世に出ていなかったのかと思うと、感慨深いものがあるね。