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川崎2-0山形

雨の等々力は頂上決戦。平日の夜、しかも雨にしてはなかなかの客の入り。

前半14分、右サイドの奥で長橋(?)が相手のボールを奪って我那覇にパスを渡し、慎重に決めた。ずいぶん久しぶりに思える我那覇のゴール。その後も猛攻を見せるが決められない。あれはキーパーがすごい…のかな? 幾度となくゴールを確信して立ち上がって拳を突き上げかけるが、頭をかかえたり、膝を叩いたり。前半は3-0や5-0でもおかしくない内容だった。

後半は打って変わって山形ペースで攻めまくられた。だんだん雨足が強くなる。一度は混戦からゴールを割られたがオフサイド。川崎にもかなり大きなチャンスが何度か(やはり外す)。途中で我那覇に代わってマルクス登場。マルクスのファーストタッチがこれまた絶好のスルーパスをもらって抜け出して、ああ決めるんだな、これがマルクスかぁ、持ってくよなぁと思ったのだがやはり入らず。いまいちでした。

あと、いつだったか、箕輪が腰(?)を痛めたときはちょっと心配になったな。憲剛は得意のミドルシュートは枠を外していたものの、がんばってたと思います。

その後は今野に代わって鬼木が入ったがこの鬼木が出てきてからずっと、全く役に立ってない。何やってんだろう、と思って鬼木ばかりを見ていたら、自陣で妙なスペースを見つけてそこでうろうろしていた。ただ、一度いい感じで持って相手を引きつけて絶好のパスを。しかしやはり決まらず。

味方CKなのにゴール前にジュニーニョしかいない(みんな下がってんの。おいおい)とか、もう攻める気がない感じの終盤。高まるフラストレーションの中で追加点をあきらめ気味のムード。最後の最後の終了間際、ロスタイムにアウグストが巧くゴールに入れてくれた。ありがとうアウグスト。こうやって入れるんだよ、みたいな。直後に試合終了。ジュニーニョとマルクスが2重におんぶに行ってました(笑)。観衆はみんなアウグストに感謝。試合の行方とは関係のない得点だけど、あれだけいいチャンスがあって我那覇の1-0だけじゃ物足りなさだけが残る。

あんたが大賞はDFの伊藤宏樹。守備は前回山形に2点取られたのを最後に、6試合連続無失点。えらい。

さっきは我那覇のゴールで勝ちたいところなどと書いたがその通りになった。まあ、そうなんだけど…決定的な場面ではもうちょっと決めて欲しいなぁ。もっと楽に勝てたよ。

主審は家本政明さんという人。福岡戦の大西よりもずいぶん良かった。ファウル取ってくれないことも多かったけど、やたらに止めすぎないし。イエローを出さずにまず口頭で注意してくれたり。なんか意味のわからない注意(?)もあったりベンチに何か言いに行ったり(?)してたけど。まあ一番わからなかったのは、後半GKの吉原がボールを確保して、蹴ろうとしたところ、相手のFWが近づいて邪魔した。で、吉原が離れろとアピールしたんだけどなかなか離れなかったので、蹴れなかった。そしたらこの主審はなぜかペナルティエリア内で相手に間接FKを与えた。確かにシチュエーションとしては川崎がリードして攻められてる時間帯で、遅延行為をしやすいとは言えるんだけど、あれは山形の選手が蹴るのを邪魔したんであって。

ふろん太君は雨の中でも怯むことなく活動していた。むしろ泳いでた。最後に出口のバスのところで突進してきた。ガラスに突進してくる水族館のイルカ、みたいな感じで柵にぶつかって(笑)。ここに至って私は、奴が川崎で最も勇敢なイルカである、と知った。

という感じでいろいろあって、スコアは2-0だけどなんか2-0とかって感じじゃなかった。

(追記) 2004-05-19 25:46

しかし順位表(nikkansports.com)見ると…順調すぎる。負け数だけは横浜FCのほうが少ないものの、最多勝ち点、最多勝利、最多得点、最小失点(そして当然最多得失点差)。どれもえらいことになっている。