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妥当な判定はどっち?

道警稲葉事件*常識に沿う検察審議決(1月30日)(hokkaido-np.co.jp)。

裁判で、ロシア人船員側は「捜査協力者のパキスタン人から中古車と拳銃を交換しようと持ちかけられた。違法な『おとり捜査』だ」と主張したが、認められず、有罪になった。

だが、その後の捜査で、ロシア人船員が逮捕された際、その場にパキスタン人がいたのに、稲葉元警部らは「いなかった」とする、うその捜査報告書を作成していたことが分かった。

また、ロシア人船員の裁判で、「当日はパキスタン人の姿を見ていない」などと偽証までしていた。

警察はおとり捜査をやって、おとりのパキスタン人がロシア人に「拳銃を売ってくれ」と犯罪行為を持ちかけた。ロシア人がそれに乗って拳銃を売った。そして逮捕。警察はおとりを守るためかおとり捜査であることを隠すためか、とにかくパキスタン人などいなかったのだとでたらめな捜査報告を書き、公判でも嘘を塗り重ねた。

…こういうときは無罪になるのが妥当なんじゃないの? と一瞬にして思う。あるいは再捜査か。

しかしながら、このときの担当警部の秋葉は拳銃の密売と覚醒剤をやって(mainichi.co.jp)有罪が確定している。現在服役中なのかな。これもたぶんこの件が絡んでいて、秋葉が仲間を売ったということか。だから「秋葉事件」という名前で呼ばれている。

けっこう入り組んでるね。本物のドラマみたいだ。