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読書

横浜市のある会社での話。通路に机、仕事は読書 転籍断り社内隔離7カ月でうつ病(asahi.com)。

転籍を断った別の社員と2人分の机は人事部ではなく、別棟の部屋の通路部分にあった。目の前はトイレ。社内連絡はメールが主なのに、机の上に電話もパソコンもない。上司はこう言った。

「君たちには読書をしてもらう。成果は問わないし、リポートもいらない。とにかく朝から晩まで本を読んでくれ」

会社側の言い分(asahi.com)。

むかし私が読んでいた「本の雑誌(webdokusho.com)」の、誰だったっけ、菊池? 目黒? 忘れたけど、なんとかって人だったら大喜びだろうな。という話ではない。

私は入社したその日に出向扱いになっているはずだが、別に転籍でもいいな。ほとんどの場合、組織は小さいほうが効率が良いので小さい会社とか小さい自治体の公務員とかのほうが働く場所としては良いのではないかと思う(私が言うのもなんだけど)。ただ大きな組織の一員に比べるとやるべき職務が多様化するというのがめんどうだね。ちなみに私の会社は長い歴史の系図の中で親会社よりも子会社が活躍していく傾向があるらしい(会社の歴史についてはよく知らない)。

話を元に戻すと、とにかくひどい扱いであることは窺える。こういう処遇を目の当たりにした周囲の社員の恐怖感というのもすごそう。助けてやれよ労働組合、とも。

ただ、事情はよくわからないんだけど、これは社員側にも問題があるのではないかと思ったりもする。組織の中で人員の最適化というのは必要な処理だ。この人もう36歳だから転職も難しかったんだろうけど、7ヶ月間、限界になるまで耐えて弁護士に相談する以外の選択肢を選べなかったというのが情けないし、周囲で見ていた一般社員や管理職がこの状況を正せなかったというのも悲しいものがある。この会社は正論で抗議とか進言したらダメなとこなの? 士の怒りを示すことも時には必要だ。優しくなければ生きていけない(略)。

あと、この人は訴訟を起こしたから表面化したのであって、この会社では言うことを聞かない社員にこういう処遇をすることが常態化していたのかもね。

…書いていたらカメルーン戦がはじまってしまった。