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三井さんの裁判

人事の不満から検察批判に 裏金問題の不起訴が契機(yahoo.co.jp)。あの本のニュースだ。

三井被告が2001年ごろから検察庁の裏金問題を告発していった経緯について詳しく質問。被告とのやりとりの中で、調査活動費の私的流用をめぐる検察幹部に対する告発が同年11月に不起訴処分になったのを機に、三井被告の人事に絡む一部幹部への不満が、検察組織全体への批判に変わったことを明らかにした。

記事の書き方人事の不満から検察批判にというのに書き手の悪意も感じるが、要はあの本に書いてあった通りの内容である。ちなみにさいきんamazon.co.jpのオススメにエロ本系のジャンルが頻繁に入るようになって不思議に思って理由を見てみたら、三井さんの本を買っている人がエロ本をやたらに買っているので関連づけられてしまっているらしい。放っておいているが、これも三井さんの評判を落とすための検察の仕業か、と思いたくもなる。検察はそこまでセコいことをやるのだろうか??

で、この本を読んだとき、官僚の争いにどうこう言うのは慎重になったほうがいいな、というのは私も感じた。要は最初は私憤なのである。自分が人事で正当に評価されないから、言わば政敵を葬るために行動を起こすのだ。

ただ、だからと言って三井さんが特別に汚い人間なわけではなく、この件で何が正しいかと言ったときに、裏金作りをせっせとやって遊び回っていた検察の上のほうの人が重く断罪されるべきである。検察内部の犯罪を告発した幹部をさしたる根拠もなく1年以上拘留してマスコミに悪意のある記事を書かせ続けるなど、やり方が悪質極まりない。

日本がリバティシティ(GTA3の世界)ばりに犯罪の街になってしまったのはこういう警察組織の腐敗にも原因がある。上が正しくないと下は正しくなりようがないのだ。政治家は警官を増員するとマニフェストに掲げていて、私もそれは必要不可欠なことだと思うけれど、警察官の人数を増やすことだけが治安の対策なのか。裏金作って卑劣なやり方で身内をかばうような奴を増やして何が良くなるというのだ。