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終われないタブー

高校のアメフト試合ショーにナチスの旗、非難浴びる(cnn.co.jp)という話。

アメリカンフットボール試合のハーフタイム中、ダラス北東部のパリス市の楽隊ショーが催されたが、この中でドイツ・ナチスの旗を掲げたり、独裁者ヒトラーの歌を演奏したため、観客の激しい非難を浴びる騒ぎがあった。

いまだナチスはタブーなのだな。このタブーについては、私はこれまでユダヤ人が言い続けているからだと思っていたが、最近はドイツ人のせいだと思うようになった。

どこかのWebで誰かが言っていたが、ドイツ人は大戦の責任を全部ナチスに押しつけて、今のドイツ人とは違うのだ、我々も被害者で悪いのは奴らだ、ということで今の自分を正当化して戦後処理をしたらしい。対するに日本の政府は戦前と戦後で連続している。どちらがいいということはないと思う。

過去と現在を切り離すと過去に対する名誉は永遠に回復できず、このようなタブーが続く。過去と現在をつなげておくと日本のように現在の人でも戦争に対する劣等感を持ち続ける。

過去の事実に近いのは日本のやりかたのほう(…という表現もどうかと思うが)だと思う。いくら「独裁者ヒトラー」と表現したところで、軍事力で政権を取ったわけではなく選挙で勝った政権であり、国民が選んだ道を歩んだだけである。たとえそれが誤った道だとしてもね。

つまり、「悪者にされたくなかったら政治家に国を誤らせないことだ」と言いたい…のかな、おれは??