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救い

日経新聞の夕刊に載っていたが、Webでは見つけられなかった。池田小大量殺人事件の犯人宅間が死刑になった(asahi.com)話。控訴はしないらしい。どこに救いがあるのだろうかと思ってニュースを眺めていたのだが、少しだけあったような気がするので一応記録しておこう。

裁判長に促され被告席から立ち上がってまもなく、「最後にちょっと言わしてや」。「発言の機会を認めない」という裁判長の制止にも耳を貸そうとしない。右手の便箋を振りながら、「3枚だけや」「どうせ死刑なんだからそれくらいいいやろ」「これまでおとなしくしてたやろ」。 (中略) 宅間被告が法廷で振りかざした便箋3枚には、遺族への反発の一方で、「遺族の中で子供に謝ってほしいとひたすらコメントされていたのには、その人の人格が伝わってくる」などとも書かれていたという。

この(↑)最後以外はムチャクチャだ。

「答えんでも刑罰は一緒や。30秒で1人ぐらい殺せるんや」などと、事件の真相を聞き出そうとする検察官に挑発的な態度を向け、「恵まれた家庭で育った頭のいい子供でも、けったいなおっさんに殺される不条理さを分からせたかった」「幼稚園ならもっと殺せた」−−と、遺族らにとって聞くに堪えない暴言を繰り返した。

それから、新聞は大阪弁をそのまま書いたほうが下品だと思ってそういう表記にしているのかもしれないと思った。…思ったら?

(追記) 2003-08-29 11:05

(追記) 2003-09-10 16:22 「早急に執行を」宅間被告手記公表(nikkansports.com)という記事が出ていた。宅間語録。

  • 「遺族が『早急に執行を』というのは願ったり、かなったりだ」
  • 「死ぬことは全く怖くない」
  • 「もう確定するだけ。そして執行。6カ月以内に執行されない恐れがある場合は、法務大臣を訴える。遺族も法務省に圧力をかければいい」
  • 「不快な思い、つらい境遇をシャットアウトしたい」
  • 「退廷と言われた瞬間、これで楽できると思った。裁判所の房で寝転がっていられるからだ」
  • 「宝くじが当たっていたら今回の事件は起こしていない。やはり皆が言うように金だな。世の中は金」
  • 「あんな親からできていたらこうなりまっせ、と言いたい。すべて親が悪い」