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ちゃんと、バランスの良い食事を推奨します
段ボールは、持ち上げた瞬間に底が抜けそうな音を立てた。
悠は「よいしょ」と声に出して、それを台所のカウンターから床へ下ろそうとしていた。朝の台所は、床がひんやりしている。昨夜から泊まり込みはじめたばかりで、その冷たさにまだ慣れない。残暑といっても、日が昇りきる前の古い家は、夜の冷えをまだ板の間に溜めたままだった。素足の指先が、冷たさに少し縮こまる。蛍光灯が細くうなっている。冷蔵庫が長い息を吐いて、止まった。