相続した家を売った自分の体験をもとに、割と網羅的に必要事項を丁寧に説明した本。まあ、参考にはなるね。なるけどね。 幸か不幸か、自分も相続の処理をしたことがありますけど、なんだかんだで、カネを残すのが一番っすよね。面倒がない。 しかしですね、上場もしてない/電子化されてない変な端株だの、騙されて買った山林(しかも登記の処理を複数代に渡ってしていない!)だの…もう無視するしかないよ、こんなの。義務化は知っ
当時たいへん話題になっていた、MINORIの本。魔境ですね。ハラハラドキドキ、ワクワクが止まりませんね。 みずほに送られてた人っていうエンジニアも見たことがありますけどね。規模を考えると、この業界でみずほのアレと関わったことがある人を一度も見ない、ってのが逆に珍しいのかもね。まあ、思い出したくないっていう雰囲気は感じましたが。みずほ帰りの男は自分からそうとは言わないもので。 なぜそこまで難易度の高い仕
最近の話だけど、なかなかすごい話だったよ。 「悪の平行四辺形」…すごいなこの言葉を考えたやつは。四角形でも台形でも菱形でもなく、平行四辺形というセンスが良い。「不動産屋はたいがい悪人」つまり「悪そうなやつはだいたい不動産屋」? この本は弁護士側のライターが書いたようだけど、主人公となるリーダーの人も自ら本を書いてるみたいですね。そっちを読めばよかったかな。 不動産投資は会社とかによく電話がかかってきてた
明治・大正の時期に活躍した農林系の大人物が自分の財産形成を振り返って一般論に落とし込んだ本。割と名著ですね。 基本はしっかりしている。「給料の一部を使わずに生活を続けていれば金は貯まる」。ここまでは誰でも実現できる話。そのはず。その上で、貯まったら分散投資していく。そこでリスクとリターンの見合いを推し量る力量は必要になる。 仕事を趣味にしろ、みたいな話が根底にある。決して仕事をしないで遊んで暮らそうと