朝が好きな女性が主人公の小説。こんな現実感がない浮世離れしたやつにどうやったら感情移入できるんだろうか。
不意に始まる早朝から人数の読めない食事会、しかも薪や炭で作るなんて地獄のようなシチュエーションで無邪気に楽しむ描写を見て、私は何を思えばいいのか…これシャケ足りるわけねーじゃん? コメは、パンはこの人数に足りるくらい持参したのか? まさに化け物級だ。しかも、そこからは怒涛の展開。殺人事件も起きるし!
つまりこれ「読んだ」くらいの感想しか書けねえ…異様な世界の異様なセリフがひたすら続いて、恐怖をも覚えた。もしかして、これが異世界転生ものってやつか? そう考えると、結構怖かったな。