活躍の余地がなさそうなキャリア警察官とカラテマンの刑事が西東京を走り回って犯人を追い詰める。最後は東京駅から皇居に突入(してない)か。割と楽しめた。
個人ブログとかもう死に絶えてるんだよなあ、と思うシーンもあった。なんに殺されたのかは議論の余地がある。まあオタクならしょうがないか、などと納得するのだが。あと今は自動制御のドローンだから、犯人もこんなことする必要がない時代になった。犯罪もはかどる技術革新。
活躍の余地がなさそうなキャリア警察官とカラテマンの刑事が西東京を走り回って犯人を追い詰める。最後は東京駅から皇居に突入(してない)か。割と楽しめた。
個人ブログとかもう死に絶えてるんだよなあ、と思うシーンもあった。なんに殺されたのかは議論の余地がある。まあオタクならしょうがないか、などと納得するのだが。あと今は自動制御のドローンだから、犯人もこんなことする必要がない時代になった。犯罪もはかどる技術革新。
あの超話題作の前日譚。ちなみに私はまだ本編の3部作は読んでないです。球電現象も、まだこれまで見たことがない側の人間です。つまり完璧すぎる無垢なる読者としてこの本を読んだのだった。
球電に魅せられた学者たちが、世代を超えて結束! チェストー! くらえ、オレの、オレたちの!! ライトニング・スフィア・クラーッシュ!!! いやボールライトニングか。
たいがいの人物が悲劇を負っている中、あいにく悲劇とは無縁の人物が活躍するか? と思いきや、そんな人物は登場しないのだ。悲劇を悲劇で乗り越えていくスタイル。シベリア編がなかなか衝撃的で、印象深かった。そりゃ主人公もやさぐれるよ。
コロナで閉じ込められていた頃、誰もがバーっと眺めたことのある、あのGitLab文書。それに魅せられた著者がリモート組織についてまとめてみた本。元の文書は3000ページにも及ぶらしいですね。…それって、誰も読んでないのでは? という疑惑というか確信というか。3000ページの本を読破できる人は多くない。しかも英語。オレなら、約100%の確率で、読まないね。今なら、これを読み込ませたLLMが聞かれたことに答えればいいんだろ? 知ってんだよ。
一人称を「わし」にしようとして何度失敗したことか。我が人生を振り返ると失敗の連続しかない。そんなことを思う開幕からの、事件の連続。息をつかせない展開。悪くなかったね。怪異であってサイエンスでもある、説得力ね。能力者の能力が、覚醒する。この襤褸襤褸たる身体に宿りし邪悪なる…そして背中の傷跡すらも聖痕となりて…
結局狐は狸だったのか、まさかそんなことがあっていいのか。主人公の偏見的な物見はどういう方向に向いているのか分からなかったな。なんかのスパイス的な意味があるんだと思うけど、あんまり効いてなかったというか、必然的な描写ではなかったと思うなあ。解説を見るとシリーズものだったので、この性格づけは他作で行われたものなのかもしれない。
アンパンマンのテーマのようなタイトルだな。そう思って読み始めたこの物語だが…
剣豪伝説? 達人級の連続殺人鬼とは言え、いくらなんでも殺しすぎじゃないですかバトルロイヤル形式ですか、と言いたくなるくらい死んでいった。文章は普通に上手いので一気に読めた。こんだけ死んでスプラッターにならずに済んだのは著者の医学的知識によるものか、犯人の腕の良さか。これがデビュー作らしい(犯人ではなくて、著者の作家デビューね)。伸びしろとかを感じるべき? もう、今さらだよなあ。
懐かしいなあ、椎名誠。蚊とかアドバードとか、独特なSF感覚が好きだった。ここでターターさんが…私は若かりし頃によく読んでいた。百舌と灰汁が。いやーいいよねこのふわふわした、痛覚のないワールド感。
そんな感じで久々に読んだが、ベスト盤だけあってたぶん読んだことあるやつが多いな。蚊は含まれていたし。なんとなく記憶にあるという。相変わらず、良かった。世界観との距離がね。こういう、身体性の高い作品は今は少なくなったよねえ。なんて言ったらいいのか。
いとうせいこう、何者? 誰だっけ、あのキリストをチクった奴の名前。クスリと酒と暴力にまみれた、そんな退廃的なイスラム風街区を作って済む不動産屋さんのお話。浮浪者狩りにユダ狩り。棍棒の応酬、怒りの鉄球攻撃。施しをしろよ! 祈りや断食は無理かもだけどよ。
そこに現れた異世界転生預言者みたいな浮浪者上がりの中年男がカタコトの日本語で巻き起こす騒動とは? なんかの神話が下敷きになってるのかな。私には分からなかったが。
数多くある信長本。今さら信長かー。とも思ったけれども、日本史の大エースだから、少しは読んでもいいんじゃないか。でもノブくん最後はセイヤーされるんだろ? オーズの映画で見たよ(いつの話だよ)。
信長に学ぶビジネス書みたいな文章が頭に浮かぶわけだが、果たしてどうか。割と楽しめた。まあだいたいの流れは知っている。俺たちの奇妙丸も出てきて活躍した。柴田カルティエが出てきて高級ブランドだった。まあなんというか…結局はビジネス本みたいな内容だった。信長が社会生物学の学者みたいな研究をしてパレートの法則を発見してノーベル賞を狙ったり、ドラッカーを学んだ何某のような動きをして天下を布武していく物語。物語の展開上、途中から主人公が変わってしまう。
穴掘りシリーズ第2弾。穴掘りで先手を取られた話の後編、みたいな話だった。どうしても後味は悪いよね。悪役を悪役らしく描こうとしているのは分かるが、対照的すぎて不自然な感じになってしまった。さすがにこれは悪すぎるでしょうよ。そこまで悪くなくてもいいでしょうよと。もうちょっと手心というものが…
前作も犯人の悪さに関しては、そうだったかな。あいつも悪すぎたよね。
まあ今回も出来は良い部類だと思った。思ったけど、でも悪すぎてついていけない気がしたよ。ミステリと言いつつ、謎はそれほど大きなものではない。自然な展開についていくだけ、悪はあくまでも悪。そんな夜の読書だった。
のんびりとした安穏な夜。闇は深まり、焚き火の炎が頬を照らす。星空に目を見やると頬にはのんびりとした風が揺らぎ、視線の先には満天の…
新宿、この著者で、そんなわけがないよね。騒々しい人々が散々に暴れまわり、大脱走が始まる。ドタバタした夜が終わり、悪人は死に、善人が満足して物語は終わった。
まあ、たまにはこんな本を読むのもいいよね、と思った。後には喧騒しか残らない。