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Category: 一般

当家のGR Digital 2、死す

165347何度か壊されては修理して使ってきたデジカメですが、また子供に壊されました。修理代もバカにならなかったし、最近は持ち歩くことも少なくなっているため、修理や買い替えは当面あきらめます。

壊れ方としては、←の図のように、レンズの前のほうが片方押し込まれナナメってしまった、というもの。もうこのレンズは引っ込みません。かわいそうに。

いい感じで写真を撮れるのでけっこう気に入ってたんですがね。UIも安定していた。Picasaで「GR」を検索したら、16,039枚の写真を保存していました。2007年の11月に購入。購入当時は長男がまだ赤ちゃんで、私の髪型も「はげつるぴっか~ん」ではありませんでした。気がつけばもう2013年11月ですから、もうあれから6年経ったんですね。

参院選2013 雑感など

予想と結果。

予想はけっこう外れましたね。予想と得票を比べてみよう。単位は万票、四捨五入です。

名前予想(万)得票(万)
松沢みんな10074
島村自民90113
牧山民主7046
佐々木公明7063
畑野共産4044
水戸維新2024
露木みどり-12
木村社民108
溝口--4
森下--3
及川--1

有効票は393万票で、いつもの400万票よりは少し減ってますが、だいたい400万というのは変わらず。今回は全国的に投票率が低かったと言われてます。1枠増えた結果、当選ラインは70万→45万票になった…どういう計算をすればこの値を導き出せただろう?

そして、自民党の島村さんがトップ当選でした。私は歯医者を嫌っている人が多いと思ってたのもあって、トップは松沢さんのほうだと判断してたんですが、そうでもなかったですね。みなさん歯医者好きなんですかね? 松沢さんは選挙公報見ると、禁煙ばっかり言い過ぎでした。佐々木さんは前任者よりは得票を落としているのが気になるところ。まあこのへんはどうでもいいです。

牧山さんは苦戦して、開票に時間がかかったこともあって当選が決まったのは最後のほうでした。民主党ですから苦戦はするだろうと思ってましたが、ここまでとは思ってませんでした。自民150万と民主150万の票はどこに行ったんでしょうか? 自民の票は島村さんが7~8割確保しましたが、2割の40万票が行方不明。民主の票は100万票の合わせて140万票が行方不明になりました。半分を松沢さん(みんな)が取って、畑野さん(共産)に10万、露木さん(みどり)に10万、水戸さん(維新)に20万流れて残りは棄権か…

参院選2013 展望

ネット選挙運動が解禁ということですが、選挙運動する気はないです。選挙の楽しみ方としては、予想して楽しむ、投票して楽しむ。これが娯楽としての選挙の楽しみ方。参考までに、前回参院選の予想はこちらに。神奈川県の参院選は有権者数700万人、投票率55%として400万票を争います。前回の結果は、小泉(自民)、中西(みんな)、金子(民主)の3人が当選で、千葉さんはなんと69万票を確保したのに落ちてます。まあつまり、当選ライン70万票というのは前回までは正しかった。

今回は定数3→4に拡大して「一票の格差」が少し是正された神奈川選挙区。普通に考えれば、前回まで「当選ライン」としていた70万票よりは少ない得票でも当選するようになるだろう。ベースとなる得票として、例えば公明党は60~70万票持ってますから、公明党は神奈川選挙区から毎回1人を当選に持ち込むことができるようになった、と表現できるかな。

現職は牧山(民主)、水戸(民主→維新)、松(公明)です。松は小林(自民)の選挙違反による繰り上げ当選でした。松はけっこう長いこと議員活動していましたがついに引退、若い人(佐々木)に道を譲ることになりました。

定数4に対して候補者は11人。太字は現職。

  • 公明→佐々木
  • 共産→畑野
  • 自民→島村
  • みどり→露木
  • 維新→水戸
  • 社民→木村
  • みんな→松沢
  • 民主→牧山
  • その他:森下、及川、溝口

共産党の畑野さんは以前は議員だったので、元職ですね。松沢さんは神奈川県知事を辞めて東京都知事を目指したところ、石原に裏切られて今に至っています。

ガンになった話

先日、精巣ガンという病気にかかりました。セーソーガンって、何か戦隊モノの武器の名前みたいでいいですね。まあ症状としては金玉がでかく&硬くなっていくので、自己診断しやすいガンです。自転車に乗るときの違和感が半端ない。 私の場合はこんな感じでした。

  • 2~3月頃、症状に気づく。身体の一部とは思えない状態になっていく
  • 子供のちんこチーン攻撃が激化。やめてください死んでしまいます
  • この状態で1~2ヶ月放置してみた。こりゃ~ほっといても治らないと確信。
  • 症状をググってみたらガンとのこと。こんな状態、普通じゃないし、ほぼ間違いないなと思った。記念すべき検索キーワードは「睾丸 肥大」
  • 放っとけば死ぬだろうけど、治療すれば治る可能性は高そう。さてどうしよう
  • この頃、奥さんに「おれ、病気かも」と告げると、「ザッケンナッコラー」と蹴られた。病気の告白でヤクザスラングと暴力ナンデ? この家はどうなってるの!?
  • 「泌尿器科」の読み方が判明。「ひにょうきか」でした。恥ずかしながらこの歳になるまで知りませんでした
  • たまたま家の用事で会社を休んだついでに、泌尿器科の町医者にGo! 炎症の可能性を消すため、飲み薬を投与。当たり前だが効果なし
  • この頃、会社に1週間くらい休むかもと伝えておく
  • 1週間後、町医者に行き、紹介状を出してもらう
  • 4日後、病院へ。症状を説明して一目見るなり「フフッ、こりゃ決まりだねえ」エコー(MRI?)を見つつ、手術までの日程をあっという間に決めていく。「これって放っておくとやっぱり死にますよね?」「うん、死ぬねえ」というなごやかな会話。血を採ったりレントゲン撮ったり。モノは取れば病状は良くなるし、ガンで怖いのは転移だけど、精巣ガンは抗癌剤が効きやすいので、仮に転移してても9割方は治るよと言われた。1割に入らないようにきをつけよう。
  • 会社に日程を説明。同じ部署に同じ病気になったことがある人がいた。けっこういるんですね。
  • 健保に自己負担の限度額の認定書を出してもらった。思いのほか速攻で出してくれた。
  • 1週間後、CTスキャン撮影
  • 3日後、手術前説明。血液の数値やCT、レントゲンの説明を受ける。HCGとHCG(β)の値がメチャクチャ高い。CTでリンパが腫れてるようにも見えるから、転移してる恐れがあるとのこと。遺伝とかは関係ないらしいので、息子たちが20代になったときに「金玉がでかくなったら病院に行け」と訓示を垂れなくても済みそうだ。
  • 3日後、入院。尿の量を記録するウロゼントC2000Eのタッチパネルの感度が悪すぎて、入院中はこれで苦労した。シャワー室で自分で電気カミソリみたいなやつで剃毛。若い看護師さんに肥大した睾丸部分を見せるのも、もう3人子持ちのオッサンだから恥ずかしくない。
  • 翌日、手術。浣腸、全身麻酔、尿管と嫌なメニューのフルコース。手術中は寝ていたが、終わった後は痛さと不快感に苦しみながら時間が過ぎるのをひたすら待つ。時計はいくら睨んでも早く進んでくれない
  • 翌日、管が外れるヤッター。尿管は9:30頃、点滴は10:30頃、傷口の細いドレンは午後に外れた。朝の食事は繋がったままだったので大変だった。もっと早く外して欲しかった。
  • 翌日、病院でのんびり過ごす。朝食を忘れられていた。
  • 翌日、病院でのんびり過ごす。だいぶ普通に動けるようになった。退院時間の相談など。
  • 翌日、退院。歩くフォームとリズムが健康時に近くなってきて、ある程度の荷物なら持っても問題ない。ただし動きは緩慢で、疲れやすい。
  • 翌日、隣の公園に子供たちを連れて行ってみる。まだ素早い動きができないので、危険なことに対しては予測でごまかすしかない。買い物にも行ってみたが問題なさそう。ちんこが常に縮み上がっている感じで、違和感がありまくる。もちろんアウェイには行けず。
  • 翌日、社会復帰。生命保険のおばちゃんと話す。ガンなので結構出るということだけど、どうせならもっと手厚く入っておけばよかった。
  • この頃はあまり傷の経過が良好でない気もした。痛いし、時折激しい違和感に襲われる。少し出血もしたり。
  • 部屋の掃除をしてみた。入院前にやって以来、掃除されていない部屋は塵・ホコリにまみれていた。奥さんも体調を崩して寝てたりするので、子供の世話とか食事の準備とかの家事をいろいろ。
  • 奥さんの機嫌が悪いので、男子4人で公園に。近所のクソガキと走って遊んでみた。けっこうまだ疲れやすいんですけどね、なかなか休息させてくれないです。
  • 数日後、通院。HCG(β)の半減期は24時間なので、病原がなくなってればもう出ないはず、という説明。セミノーマ>>非セミノーマ。血を採ってまた来週。
  • 1週間後、通院。HCG(β)が基準値以上、HCGは基準値以下、という微妙な結果。やはりリンパに転移してるかも? PETの検査を受けるために新横浜に行くことに。
  • 翌日、新横浜に。3時間くらいのPET/CT検査だった。午後半休は取ったけどすぐ終わるなら空いた時間はどうしようと思っていたのだが、まるまる半日使った。請求はまさかの3万円越え。北新横浜のあたりは初めて行ったが、医療機関が多い。駅前にでかい店が。道路も広いし、空間に余裕がある。
  • このあたりで保険屋さん向けの診断書をもらっておいた。文書料が5000円くらい。それを生命保険のおばちゃんに渡した。
  • 1か月後、通院。PETではリンパへの転移は認められず、肺の手術跡だけが写っていた。採血。しばらく採血で様子を見るという方針に。
  • 今ココ!

町医者はヤブだったのかな? なかなか紹介状を書こうとしなかった。素人目に見ても切るしかないと思っていたから、なんで薬なんて飲ませるんだろうと。けっこう面倒だったから、直接大きな病院に行ったほうが良かった。確かに初診料はかかるけど、会社を余計に休むことを考えれば。 医療費は健保があるので負担はそれほど多くないです。健保には1ヶ月ごとの負担リミットがあるのですが、入院が月をまたいだため、少し多めに負担するハメになりました。最近の当家はけっこう金欠ですから、意外とこういうのが痛い。PETも金額を知らずに受けて、帰り際に請求額を見たときはそりゃビビったね。たまたま財布に補充したところだったので奇跡的に現金で払えた。このへんは今後、生命保険が入ってくるので少しは生活が楽になるかも。まあ生命保険の項目も保険金の負担を下げるためにちょっと前に見直しをして、減らしちゃってたんですよね。 局部の違和感はもうありません。普通に生活できてますし、肩車やお馬さんパッカパッカもできます。PETで転移が認められず、あとは血液の数値をしばらくモニタするだけになりそうなので、まあほぼ終わったと言っていいと思いますね。

新・中原図書館

中原図書館が再開したので武蔵小杉に行って来ました。駅直結! ちょっとしたオシャレ空間!?

システムは予約本の受け取りがセルフサービスになっていた。これは良いシステム。自分で予約本の受け付けコーナーで図書館のIDカードを通すと紙ペラに棚番号とタイトルが書かれて出てくる。これは予約本専用の部屋に棚が番号順に並んでいる。該当の棚番号に行き、20冊くらい並んでいる中から自分の本を選び出す。最後に確認する端末を操作して終わり。分類が関係なく同じ棚番号の中に適当に本が並んでいるのはAmazonの倉庫の方式に近いかな? あれは1分間に何ピックがマストなんだったっけ…。最初は説明スタッフが大量にいたが、今後は徐々に利用者が訓練されスタッフは減っていくことだろう。

今回は2冊来ており、偶然かは分からないが隣り合う棚にあった。これは偶然なんだろうか。よくわからない。どうせなら偶然であってほしい。

旧・中原図書館では貸出カウンターでスタッフの正面に立ち、右手でIDカードを渡して「予約本お願いします」と発声するとカウンターのスタッフが取ってきてくれるシステムだった。見ている限りでは、カウンター内の本棚に予約者の50音順に並んだ状態で本が置いてある。複数の予約本がある場合はゴムでくくられており、スタッフがゴムを外して「N冊来ています」と発声し、予約者に確認を促す。場合によっては選択的に持ち帰ることもできたが、普通は全部持って帰るケースがほとんどだろう。そして確認後にスタッフがバーコードを読んで出てくる紙ペラとともに本を渡しながら「○日までにお返しください」と発声し、貸出が完了する、というシステムだった。

総選挙2012-12 展望

iTunesでリピート再生のやり方がわからなくなった…まじかよAppleうんこだなどうしてくれるんだ!

それはいいとして、楽しい選挙がやってきました。ラオモト=サンみたいなブッダや聖徳太子に並ぶような聖人に列する圧倒的な候補がいないので、誰に投票するかというのは考慮に値します。

川向うの都知事選は面白い動きをするとは思えないです。猪瀬さんは前都知事と比べてもだいぶ上なんじゃないかな。それこそラオモト=サン並みの支持率を得られるような気も…だからやはり興味の先は衆院選でしょう。

宮内のある神奈川10区は現財務相の城島光力と自民党の重鎮となりつつある田中和徳の一騎打ちが基本になりますが、ここにみんなの党の久米栄一郎と維新の会の石川輝久が挑む形になります。あとは共産党の人もいますが埋没している状況。

共産党はちょっと今の日本での存在感がほとんどなくて、もう厳しいと思いますね。もっと適切な役割を見つけたいところだけど、うまくいく気がしない。先日ユン・チアンの「マオ」という衝撃的な本を読んだんですが、中国共産党はムチャクチャですよあれは。あれと同じ名前名乗ったら厳しいんじゃないのという気もする。まああの本は書いた人の私怨も少なからずあるんでしょうけどね。「ワイルド・スワン」も昔読んでいたので、そういう感想を持ちました。ただの余談ですが。

iPodを洗濯してみた

洗濯機にかけてしまいました。第4世代のiPod nanoです。もはや世代とは関係なく、洗濯機で壊れないわけないですね。けっこう長期間使ってきたと思ってましたけど、買ったの2009年の5月なので、3年半しか経ってませんでした。

ほとんど車の中でしか使っていませんでしたが、新しい曲を入れるためにたまに家の中に持ち込むことも。今回も仮面ライダーウィザードの曲を入れるために持って帰った後、ポケットを確認せずに洗濯機へGo!

調べたら、最近のiPodはコネクタが変わったので今まで使っていたFMトランスミッターが使えなくなります。こうなるとiPodにする必要性がなくなるので、Apple製品からは完全に足を洗うことになるような気がします。しばらくはコンテンツ屋さんとしてのiTunesに縛られるでしょうけど。

当面は車用のBluetoothのFMトランスミッターだけを買って、電話とつないでしのぐつもりですが、音や使い勝手がいまいちだったら、車内音楽用に何か買おう。SonyのWalkmanかCreativeのZENあたり? 機能としてはMP3とAACが聞けてBluetooth対応でUSB充電ができれば問題ないので、もっとマイナーなやつでもOK。歌詞を表示できると良いけど、必須ではないです。どうせ戦隊やライダー、アンパンマンの歌くらいにしか使いません。安さ重点で。

ニンジャでサイバーパンクでサツバツな

ここ最近私の時間を削りまくってくれているのが「ニンジャスレイヤー」。電話にアプリを入れたりPCから読んだりしてますが、おかげで昼休みも潰れていく一方だし、暇さえあれば読み進めているという感じです。読み始めた頃と同時期に図書館で借りた真面目な本はもう読む方向には行かないと判断してあっさり返しました。

サイバーパンクというジャンルに関しては、高校時代に読んだニューロマンサーに対する「現実感がなく、ついていけない…」という感想のまま30代後半を迎えてきましたが、このサツバツな小説は圧倒的なリアリティを持って頭に入り込んできます。マッポー的な世界でニンジャが殺し合い、通信が全部IRC…というバカバカしい設定とは思えないほどで、実際尋常ではないです。私自身はタマ・リバーにかかる「絶望の橋」を渡った先に住んでいるわけですね。

この電話向けのアプリはあまり安定していないので、EPUBにでも変換してオフラインで安定な読書にしたいという気もしている。元がtogetterのページなので、変換は実際難しくないだろう。