Skip to main content

ログ取得ツール

Category: フロンターレ

マリノス1-2川崎 (集中すれば強いな)

10月10日、旧体育の日。ナビスコ準決勝の第1戦。この日の等々力周辺にはそこかしこに警察がウロウロしていた。警視庁と神奈川県警で、警視庁のほうが数が多かったかな。小心者の私があまりジロジロ見るとやばいなと思って通りすぎようとしていたのだけど、突然奥さんが警官に「何かあったんですか?」と聞いてしまう。何か事件があって、ここで起きた事件ではないのだけど捜査している、とのこと。何かの凶悪事件の犯人が等々力緑地に逃げ込んだのかも。サブトラックの工事の警備員のおばさんも「ネズミ一匹通さぬ!」と張り切って警備していた。ほんとに何の事件だったのかなぁ。解決してるといいけど。近所なので気になるし、土曜に試合があるのでなおさら。 しかし今日の決戦の舞台は等々力ではなく日産スタジアム。平日開催の影響か、事前の情報ではチケットがあまり売れておらず(最終的には1万1千人程度)、車で行ったのだけど駐車場もガラガラ。前回リーグ戦では駐車場は満車で新横浜周辺のコインパーキングに停めたのだけど、今回は楽勝で入れた。当然、中もガラガラ。キャパの1/6だからなぁ。等々力で1/6と言えば4千人のレベル。マリノスと言えば大都市のビッグクラブなのにこれは寂しい… マリノスゴール裏は選手全員の名前の入ったダンマクを出して気合をアピールする。 前半の川崎は完璧な試合運びでマリノスにチャンスを作らせず、記録によればシュートもわずか3本に抑える。4バックだったらしいですが、それよりも目立ったのはジュニの動き。いつマギヌンになったのかという感じで広範囲を精力的に動き回っていた。他の選手も、とにかく集中していることがうかがえた。これはおそらくキャプテンシーに溢れる佐原が入った効果だろう(←適当な発言)。 マリノスは期待の乾君はほとんどボールに触れず、何もできない(前半終了で交代)。裏に抜け出す動きを何度かやるが全部跳ね返されてました。あれは乾君というよりパスが悪いと思う。代わりに入った坂田は同じような動きなのに得点に結びついたよ。まあ視界から消える動きというか、マークの外し方に差があるのかもしれないな。川崎側で乾君とほぼ同じ立場の久木野は時折サイドを切り裂いてクロスを上げており、一定の役割を果たした。守備でも囲い込んでボールを奪うなど活躍を見せてたし(後半途中で井川に交代)。 イケメンの井川がボールを持つと沸きますね。おれもかなりの声援を井川に割きました。後半の展開から、都倉の登場があるのかと思いましたが、ありませんでした。パワープレイに来ることを見越し、守備もできるようになって裏を狙える黒津、中盤を安定させられる河村の投入が正解。 得点経過は前半にマギヌンとジュニが絶妙なタイミングのコンビを見せて先制0-1、後半はマリノスが押し返して攻めた挙げ句に最後は山瀬弟に押し込まれて1-1、ケンゴのスルーパスに反応したマギヌンがラッキーなPKをゲット(取られたハユマのブログを見ると、今でも納得してないらしい)、ジュニが決めて1-2、川島のビッグセーブでパワープレイをしのいで川崎が勝利。 前半は集中力を見せつけて圧倒したが、後半に出てきたベテランに対応されて押し込まれたという感じかな。次は決戦の舞台を等々力に移して土曜に後半戦。貴重なアウェイゴールを2つ奪うという最高の途中経過だが、ご存じの通り我々にセイフティリードはないので、勝つつもりでやるべし。川崎の決勝進出のために警察もがんばってるはずだよ。

横浜0-1川崎 (強豪川崎復活の狼煙?)

ガラガラのスタンドに逆JULIO 互いに状態の良くない隣町チームの対戦。横浜FCは最下位を独走、監督交代から勝点を奪えないところ。横浜サポは監督の名前「JULIO」のダンマクを上下逆に掲げていて、それを見るだけでサポが受けたであろう深い傷を察することができた。我らが川崎はというとガンバを等々力でフルボッコして以来、ACLを含めて勝ち星がなく、アウェイでは1-4、0-4と手ひどい扱いを受けた挙句にサッカーに理解のない偉い人の反感を買っていた(記念すべき初先発に対してあのような発言をされてしまった逸材・養父くんの今後には大いに期待している)。それでも応援は続く。 今日は国立競技場でのアウェイゲームでした。国立競技場に問い合わせると授乳室の設備はないということでしたが、現地で聞いてみると一室を設けてくれていました。横浜FCの運営が用意してくれたのでしょう。係員の対応も非常に親切だったとのことです。おむつ替えスペースはメインスタンドの女子トイレにあったがハーフタイムは劇混みだったらしい。水曜の横国にも授乳室はないらしいですが、マリノスは用意してくれるのかな? ちなみに等々力にもバックスタンドのどこかに用意してくれているらしいですよ、授乳室。 前座試合が終わるちょっと前に中に入りました。そこそこ盛り上がってたみたい。 試合のほうはテセが先発を外れ、黒津とジュニの2トップ、マギヌンの代わりに大橋。その大橋のシュートを弾いたところに詰めたジュニが胸で押し込んだ1点を守りきり川崎が勝利。西山の惜しいシュート、カズのあと一歩のところなど後半はだいぶ押し込まれてしまい、あまり磐石ではないですが、とにかく久しぶりの勝ち。9月は内容を結果に結びつけられずに沈みましたが、10月はそうではないぞと。 横浜はこういう押したゲームですら勝点を取れないと、残留ちょっと厳しいですね。西山には得点もしくは勝点の結果を残して帰ってきて欲しいところですけど。

川崎2-2大分 (切り札)

私は鹿島には行かなかったのですが、関塚体制における2番目の大敗から中断を挟んでのホーム大分戦。晴れ渡る等々力。試合前にGゾーンで油を売っていたら、今日は川崎魂旗の事情で再入場可により、バスにコールしようという呼びかけがあったので参加した。急いで向かったがギリギリのタイミングで間に合う。その後は2階に移動してまったり見ていた。さすがに対大分戦ともなると客入りの出足は悪い。5番ゲートはほとんど並んでいなかったし、7番ゲートの並びもショボい。…ここで昔と比べたらいけません。結局は1万5千人来るんだから。憲剛の携帯置き場を配っていたのでもらっといた。 フランシスマールが初先発。清水戦の途中出場ではあまり活躍できなかったが、だいぶ上げてきてます。キックオフ直後の憲剛のパス(もっと前線に飛ばすのが恒例)を受けたのが初プレーでした。結局90分プレーを続けたが、良い仕事をしていたと思います。守備はマルコン並かな。相手FKの判定にボールを渡すときに山なりに投げるという、Jリーグの審判に慣れていない振る舞いも(あれに対してすぐにイエローを出す主審が多いのね)。タイミングを見て頻繁にゴール前に入ってくる。GK下川と1対1になる場面もあった。決めたいところだったが、この日の下川は当たっていた。あとは憲剛のパスに適応できるかどうかだな。ACLの決勝トーナメントに出れないのは痛いが、絶好調だったテセとの比較ではしょうがない判断だったろう。 話題の梅崎司#32はCKのときに水を飲みすぎ。4〜5口に分けて鷹揚にゆっくり飲み干していた。えー、注目すべきなのはそんなプレーでいいのかなぁ俺。それもこれも脅威にはなってましたが。 前半はどうでもいい。ちょっと押されぎみだったがまともなピンチも2回かそこいら(川島の絶妙な飛び出しでクリア/FKから箕輪の豪快なバックヘッドを川島が必死のパンチング)。試合があったのは後半でした。互いに集中が切れたり足が止まる時間もあって、点は入りそうな気配。見事なカウンターで1点取られたあとに攻勢に出る川崎という図に。 出来の良くなかったテセに替えて我那覇、谷口→大橋。この大橋が期待通りの活躍を見せる。顔に似合わず(笑)運動量もあるし、パスの出し手が増えるからね。攻撃の展開が非常にスムーズになった。活躍は1ゴール1アシストという結果にも現れたけど、1点目の同点ゴールは我那覇のセンタリングからの混戦でジュニーニョからのパスを流し込んだもの。そして逆転すべく、真の切り札・イケメン井川を投入。その直後ロスタイムに入ってつまらない点をやって1-2に。あとは大橋のCKに井川が合わせて同点、試合終了。 この最後のCKのときにシャムスカ監督は慎吾ゴーゴーゴーを時間稼ぎで交代させてるんですね。すでに時間がなかったので、一番近くにいたマギヌンが急いでCKを蹴ろうという素振りを見せていましたが(大橋は逆サイドからのCKを蹴った直後で遠い位置にいた)、この時間稼ぎでキッカーはエースの大橋に。マギヌンがそのまま蹴っていたらゴールの確率は低かったですから、時間稼ぎの交代が川崎に有利に働いた、と見ることもできます。 というわけで、大橋と井川という2枚の切り札を持っている川崎が勝点1を拾ってイランに直行、という試合でした。これはもしかして2007シーズンを象徴するような… 我那覇も、もう復調したと言ってもいいと思いますね。あの我那覇なら、イスファハンで川崎に勝利をもたらしてくれるだろう。

川崎1-1名古屋 (シュート打ちまくり)

楢崎の反応がすごかった試合、として記憶に残るだろう。まあ24本打ったシュートには枠外や正面も多かったけど。得点は終了間際の井川の枠外シュートに反応したジュニーニョが押し込んだ。さすがの楢崎もあれは止められず。 見どころは後半途中から、久々の我那覇の登場に沸き立つ等々力というシーン。2階のオーロラビジョン近辺で見ていて周囲に子供が多かったせいか、我那覇のプレーひとつひとつに歓声が沸く(我那覇は子供に人気があるんです)。ポストもできるし振り向いてシュートも打ち、今日は左サイドでフル出場した黒津に何本かいいパスを送り込んでいた。あの出来ならスタメンでも仕事はしてくれそうだ。一時は代表のエースとまで言われた我那覇が今季浦和戦の1得点だけというのは寂しすぎる…オールスターでも1点入れてますけどね(笑)。 2枚のイエローにより途中で退場した名古屋の本田は(なぜイエローだったのかはよく分からなかった)FKやCKでおもしろい蹴り方をしていて、あれって無回転なんですかね、ひたすら同じところ(ニア)に蹴っていたと思いますが、そのうちの1本を玉田に決められた。玉田はそれまでいいシュートを打っていたが2本ほどポストに当てており、今日は玉田の日じゃないんだなと思わせている中での得点。難しいシュートだったと思いますがお見事でした。怪我から復帰してから3試合で2点か。もう対戦もないし、頑張ってほしいねと投げやりだが思う。 カップ戦は全部残っているけど、リーグ戦のほうは残り11試合、首位との勝点差17の8位とチャンピオンはほぼ絶望的。数字を見ると降格もなさそうで、まさに中位。2005年後半途中までか2006年前半並に調子を上げつつ上位陣が崩れてくれればチャンピオンになることも数字上は可能だけど、両方を満たすのは厳しいところ。だから上位との対戦も残っているのでそこで苦しめたいのと、順位も3位くらいまでは行けるはずだから勝っていけばそこそこ楽しめるだろう。なんというか一番切実な願いは、新潟より上に順位を上げてほしいってことだ(…言っちゃった)。 個人記録では、ジュニーニョの得点王(現在単独トップ)、テセと黒津は得点を二桁に乗せて欲しい(テセ:残り4点、黒津:残り6点。我那覇もいるし両方は厳しいかもね)のと、久木野のA契約(残り315分=3.5試合…最近ベンチにもいないし厳しいかな)。あと伊藤宏樹と井川も1点くらい取ってほしいね。井川は最近のプレーを見ると可能性高いんじゃない? 伊藤宏樹は全試合出場も記録としてはある。こないだ負傷で退いたので全試合フル出場はなくなったけど。それからこれまで試合に出てない選手の出場か。

川崎4-1ガンバ (余裕)

強敵のはずの相手にここまで余裕の試合運びを見せるとは…今日は応援のコールの選択もちょっと余裕を出しすぎた感じでした。 CKからあっけなく先制したものの、前半はどちらかというとガンバのペース。互角くらいだったかも。本日復帰戦のマグノに抜け出されて同点。これはしょうがありません。しかしこのプレイでマグノが足を痛めて交代してしまう。先制のゴールはシジクレイ(?)が目測を誤ったのかスルーしてしまい、隣にいたテセがフリーで決めた(リプレイ映像によれば)。まさかCKから決まるとは思ってませんでしたすみません。なんとなく安心してハーフタイムの時間を過ごしていたのは、ガンバの高いライン設定に再三オフサイドを取られていたのだけど、いつかかいくぐれそうな感じがしていたため。 後半。立て続けにチャンスが来て、全てを得点に結びつける。DFラインから中盤へのボールを狙ってショートカウンターというパターン。この後ガンバは中盤とDFラインの距離を縮めて修正したけど、時すでに遅し。それにしてもジュニーニョのコントロールミドルには鳥肌が立ちました。フクアリに行けなくて今年は負け組かなと思ってましたが、それ以上のゴールだったような気も。テセの身体の強さは異常です。 その後はガンバの攻撃を完全に押さえ込んでシュートを打たせずに試合終了。パスは回させてカウンターという形式でした。川崎もあまりシュートを打ってないなと思い立って記録(nikkansports.com)を見てみると、シュート7本で4点でしたか…残り3本は枠外ですから、枠内シュートが全部入った計算に。ガンバは12本(枠内5本)で1点。これはまさに決定力の差、なんですかねぇ。 勇介は対面の安田に抜かれることのない完璧な守備。安田は細かい技では無理と見て切り返しをものすごく大きくして打開をはかっていたがそれもうまくいっていなかった。 復帰のマギヌンは実家に不幸があったそうですが、よくがんばっていました。かなり効果的な仕事ができていたと思います。これには私も思わずマギヌンTシャツを購入(実はキックオフ前に買ってたんですが)。 あとは憲剛も良かった。ていうかみんな良かった。井川もペナルティエリア付近でプレゼント的なファウルを繰り返していた以外は良かった(あまりファウルを取らない主審だったので助かる)。 何度かミスで流れを渡してしまったがガンバもそれを生かせず。

清水3-1川崎 (正しい修正も結果に結びつかず)

もうけっこう時間が経ってますが、この試合はTVでのんびり見てました。今さらですが、感想を。 前半に様子を見ている間に先制点を取られることが多く、立ち上がりが肝心ですね、というのが最近の川崎。この試合では大橋をスタメン起用して前半の攻撃をテコ入れし、見事な立ち上がりを見せて修正。シュートを雨あられと打つ。ここで得点に至らなかったのが結果的に勝負の分かれ目になってしまった。立ち上がりからパワー全開で攻めたのに得点できず、PKで先制を許してしまった。そこまではいいけど、そのあと後半で攻勢にかかる力がなかった。今の川崎には、はっきり必要だった修正点をきっちり修正する力まではあるということ。マギヌンも帰ってくるし、悲観することはないと思う。 すごい選手に違いないと根拠もなく信じていた、期待のフランシスマールですが、スピードはあまりないしドリブルもパスもあまり合ってない感じでした。まだ持ち味を見せることはできなかったんではないかなと思います。最近不調の村上がこの試合では悪くない出来まで上げてきていたので、まずは村上を越えるところから。 そして今日のナビスコのドローイングですが、準決勝の相手がマリノスに決まりました。リーグで2連敗中の相手ですが、近くていいですね。どこが相手でも強豪には違いないし、川崎は調子を落としてなおかつACLが近くにあるので最も与しやすい相手と見られていたことでしょう。まあ10月の調子なんて今からは分かりませんよ。それでも第2戦がホームというのはポジティブな要素です。第1戦は寺田周平が出場停止、マリノスも確かマルケスが出場停止により、打ち合い(?)必至でアウェイゴールを稼げる*はず*。…今からそんな皮算用してても虚しいだけなんですけどね(笑)

川崎1-2マリノス (対マリノス2連敗)

久しぶりの等々力。仕事をそこそこに切り上げて自転車で向かう。蒸し暑い中、人波をかき分けてたどり着いてホームスタジアムの中に入ると、すでに満員に近い状態になっていた。 さて、久しぶりの試合ですが、横国でやったときよりはいい内容でした。開始数分で糞審判と判明したが敗戦は審判のせいではない。スタメンは千葉戦と同じ。 ケンゴはあまり良くなかったな。千葉戦では激しいマークの中でもしっかり前にボールを運んでいたのですが、今日はあまりきつくないマークでもミスキックや判断の良くないプレーが多かった。失点シーンはケンゴがスローインを読み切ったのにクリアをミスしてCKを与え、そのCKがファーサイドでマークを外して待っていた大島にヒット。ミスが重なりました。そのちょっと前から選手の動きが鈍くなっていたので前半このまま粘ってほしいと思って応援しましたが…。村上はあまり周囲と合わなくなってきている。勇介が頻繁に前進してチャンスを作っていく。0-1で前半終了。 後半。相変わらずセットプレーがチャンスにならない川崎。笛を吹きまくる審判との相性は最悪です。伊藤ひろきが激突で痛んで佐原と交代。なんつーか、悪い予感がするが、その通りになる。中央で難しいプレーを選択した落合がミスキックで相手にプレゼントパス。その速攻からラストパスをもらった山瀬が蹴り込んで0-2。このとき佐原は中途半端にオフサイドトラップをかけてアピールしていたが、あのタイミングだと無理かなぁと。山瀬本人はオフサイドかと思った(jsgoal.jp)らしいですが。 川崎は落合→大橋、村上→黒津と交代して攻めにかかる。やはり大橋のキックは頼りになりますね。マリノスサポは大ブーイングでした。その大橋のCKから2回ネットを揺らしますが、片方はファウルの判定でノーゴール。厄介なカウンターを川島や勇介の守備でしのぎつつ、1点返して試合は終わりました。ひろきは心配ですね。 今年のJリーグ神奈川県覇者はマリノスで確定。つまんねー。昨年までカモにしすぎたかな。 試合後、他会場の結果を見たマリノスサポはなぜか横浜FCを煽って満足して帰って行きました。よっぽどうれしかったんだなぁ。

川崎4-2甲府 (ギリギリの激闘の末に勝ち抜け)

小瀬で(私は行ってませんが)ロスタイムの魔物と再会したらしく2-3と勝ち越されて迎えたホームゲーム。アメフトワールドカップの日本vs.米国が等々力で行われているため、国立競技場に飛ばされた。この決戦の気迫の前に台風4号は進路を変えて太平洋に逃亡。雨はそれほどでもないが風はそこそこ強い。これが吉と出るか凶と出るか。 アメフトは別の日にしてくれれば両方行ったところだが、第2Qの途中で10-7と日本がリードしたところでTVを切って国立へ(残りはこれから映像を見ます)。開門直前に着くことができ、等々力のGゾーンよりはだいぶ見やすい国立ゴール裏24番ゲート付近に設定された中心ブロックにどうにか席を確保。ホームゴール裏にあるあの邪魔なポール、日本人で初めてオリンピックの金メダルを取った織田さん(wikipedia.org)を記念したものなんですね。説明の掲示を見て初めて知った。 それはそうと、アウェイゴールルールにより二転三転したこの試合、まずペースを握ったのは甲府。小瀬でハットトリックを決めた須藤にまたも得点を許す。甲府はスペースの使い方が上手い。機械的とも感じられるほど、スペースがあったら必ず使ってきてました。不安定な川崎DF陣はチェイスに慌ててミスを繰り返す。特に箕輪は途中で自信を失なっているようにも見えました。川崎もカウンターで応戦。テセや谷口が身体を張り、ジュニーニョも動き回ってチャンスを作る。 久木野は確かに言われている通りボールのもらい方が上手いですね。谷口は頭に包帯を巻いてました。ファン感の出し物の練習で怪我をして10針縫ったらしいです(←一部に嘘が入ってます)。その谷口が右側で抜け出して角度のないところからニアを抜いて同点にして前半終了。見事なゴールですが、同点のままでは勝ち上がれない。 そして後半。開始20秒のビッグチャンスはジュニーニョが外し、また膠着状態になるが、そのうちこんがらがって浮いたボールを谷口が頭で押し込み2-1に。このままだとアウェイゴール数で勝ち上がるので守りを固めるために勇介に替えて井川を投入。ただ、私が思うに守備能力も井川より勇介が上だと思うんですよね。サイドチェンジへの対応なんかを見ているとそう思います。ただし今日の勇介はあまり良い出来ではなかったし、足を痛めたような素振りも見せていたので交代は妥当だと思いました。交代した井川も良いプレーを見せて期待に応える。 そうこうしている内にまた須藤が2-2に。昨年も準々決勝でこういう人いましたね、2試合で5点取った人。川崎はこれで勝つためには2点取らなければならなくなる、非常に厳しい状況に。この時点で残り時間は15分くらい。焦りも見せつつ攻める川崎。甲府は特にどん引きになるわけでもなく普通に同じサッカーをやっていたけど、ペースを変える力がないのか、変えるつもりがないのか。よくわかりません。セットプレーのキッカーを原田から大橋に交代し、足を攣る前に久木野を切り札・黒津に交代。万全の手当てをして得点を狙う。そして終了間際、確か右サイドからの強いセンタリングにテセが合わせたらしく(よくわからないが記録ではそうなってる!)3-2になり、2戦終わって同点、アウェイゴール数も同じという状態になり、延長戦へ。 延長戦はそれまでと比べると安定した展開でした。疲れもあったかもしれない。応援してても120分というのは疲れた。延長後半だったと思うが、テセジュニ大橋黒津と相手DFが4対3(4対4?)みたいな状況になって左外に黒津が空いているという状態で大橋がマークのついているジュニに出してカットされてしまう。そのすぐ後に大橋は中央でギャップに入り込んだ黒津にスルーパス、黒津が冷静に決めて4-2。あとは守り切って終了。終了間際に井川と谷口のコンビで決定的なシーンも作り出したがゴール前でDFにクリアされた。 川崎は最近のひどい内容の試合を見た中では良かったかなと。ただガンバvs.浦和の豪雨の中の試合を見た後だとやはりレベルの違いというものを感じさせる。それでもどうにかこうにかリーグ5位、ナビスコも勝ち上がって中断期間までたどり着いたわけで、この中断期間の練習でチームを建てなおしてくれるはずだ。関塚監督はそのへんの手腕がすごいからね。 ファン感のヲタ芸は藤本美貴のロマンティック浮かれモードだそうです。YouTubeで映像を探して(youtube.com)練習して来るように言われました。けっこう激しいですね。谷口が怪我するのも無理はないです…