今日は川崎が浦和に、マリノスが大宮に勝ってついでに湘南も甲府に勝ったので、神奈川3勝、さいたま2敗と理想的な一日になりました。
この試合で特筆すべき事がひとつ。ウチワを配ってくれて助かりました。すげー暑いの。風もないし。小雨も降ってすぐにやみ、蒸し暑い。ビールとペットボトルのお茶もあっという間に底をつく。ウチワはなぜか日大女子サッカー部(?)の子が再入場のレーンでも配ってくれたので、1人で2個ゲットしてしまいました。つまりウチワにウチワをかけて100倍だ100倍。分かるかこの算数が? ええ?
浦和戦を座って見ようということで、1Fのアウェイよりに席を確保。リスクの大きい席ですね。「負けた後、勝って嬉しがる赤い人海のそばにいる」というのは人生において不快な出来事のかなり上位に位置する。でも等々力で負けるわけがない! と信じた渾身のチョイスに女神は微笑んだのだった。
試合は両チームともかなり省エネ志向でした。川崎は2点目を取ったあとはかなりペースダウンして足を止め、たまに起こすギアチェンジの早さでチャンスを作る作戦に。浦和は最後までペースを上げず、もう早く切り上げて帰りたいのになんで攻めてくるのよ!? といった風情でした。効きそうだったのは前半に何度か見せた、クロスをジャンプして足で折り返す技くらいか。それもゴール前でいつになく厳しく寄せる川崎DFに阻まれ続ける。ここまで無力な浦和を見たのは初めてのことです。川崎お約束の終盤の失点も、気配を見せず。終わってみれば4-0、リーグ戦初完封、大久保がJ1の100ゴール目のPKを決めて。実際もっと点を取れたはずですが、大久保が101ゴール目を嫌ってチャンスにパスを出しまくったこともあり、4点で終わった。